F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1日本GP決勝直前情報:トップチームは2ストップ作戦が主流か

2016年10月9日

 今年の日本GPは、前戦マレーシアGPと同様、レースで必ず使用しなければならないタイヤは、ハードとなっている。レースではこのハードを含めて、2種類以上のタイヤを使用しなければならない。予選トップ10のドライバーは全員Q2でソフトタイヤでベストタイムを記録しているため、彼らはソフトでスタートする。


 メルセデスAMGのチームマネージャーを務めるロン・メドウによれば、「おそらく、トップチームのメインのピットストップ戦略は2ストップで、タイヤはソフト→ソフト→ハードになるのではないか」と予想する。ただし、鈴鹿は土曜日の夜に雨が降る可能性があり、「もし、雨が降って路面がグリーンになった場合は、ソフトタイヤのデグラデーションが大きいため、ハード→ソフト→ソフトというパターンに変更されるかもしれない」とも語っていた。


 またウイリアムズのチームマネージャーであるスティーブ・ニールセンは、2台そろってQ2で敗退した理由について「予選結果はわれわれが持っているマシンのパフォーマンスを正確に反映したものではない」と言い、1回ストップを念頭にセットアップしていたことをほのめかしている。その場合、ミディアムでスタートし、ハードでつなぐことになるだろう。


 久しぶりにレッドブルに予選で完勝したフェラーリは、マレーシアGPで実戦使用を断念した新しい空力パッケージでのセットアップがうまくいった。チーム初の2台そろってQ3に進出したハースも、シンガポールGPのフリー走行で投入した後、実戦使用を見送っていた新しいフロントウイングの使用が見事にはまった。ただし、金曜日のフリー走行ではこの新しいフロントウイングでロングランをチェックしていないため、レースペースは未知数だ。


 昨年から大幅にパフォーマンスを向上させて臨んだ復帰後、2度目の母国GPとなったホンダは、予選でアロンソが15位、バトン17位と、どちらも昨年よりもポジションを落とす結果にかなり落胆していた。ロングランペースも決して良くないだけに、今年も苦しいレースが予想される。


 なお、グリッドペナルティは予選4位のベッテルがマレーシアGPでの事故によって3番手降格し、予選最下位のウェーレインがギアボックス交換によって5番手降格となることが、予選後の段階で決定している。



(Text : Masahiro Owari)




レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号