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カナダGPはハミルトン連勝、ベッテルは2ストップで及ばず。最終ラップに波乱
2016年6月13日
F1カナダGP決勝は、メルセデスのルイス・ハミルトンがモナコGPに続く連勝を飾った。ポールポジションから、スタートではフェラーリのセバスチャン・ベッテルに首位を明け渡したものの、1ストップで走りきって優勝。チェッカーを受けたハミルトンは、先日この世を去ったボクシング界の伝説モハメド・アリのスタイルを表す言葉「蝶のように舞い、蜂のように刺す」をひいて、勝利の喜びを表現した。
スタート直前のコンディションは気温12度、路面23度。雨がポツポツと落ちてきたものの、レースはドライ路面でスタート。結局その後も雨による混乱はなく、最後までドライコンディションでの戦いとなった。
ポールポジションのルイス・ハミルトンの出足が鈍く、ベッテルが首位を奪う。ニコ・ロズベルグはハミルトンに並んだが、押し出されるかたちとなり、大きくポジションを落としてしまった。
ベッテルは、ジェンソン・バトンがストップしたためバーチャル・セーフティカー状態となった11周終わりにピットへ入り、ウルトラソフトからスーパーソフトへ交換。コース上で、レッドブルのダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンを攻略して、ハミルトンを追撃する。
首位に返り咲いたハミルトンはスタートから24周を走り、ソフトタイヤへ交換。ベッテルの後ろ、2番手で復帰する。これで再びトップに立ったベッテルだが、まだ使用義務のあるソフトを履いていないため、もう一度ピットに入る必要がある。ベッテルは37周を終えて2度目のピットストップへ向かい、ソフトに交換して、2番手で復帰。そこから首位のハミルトンを追ったが、差をつめきれないまま、約5秒差の2位でフィニッシュした。
ロズベルグはマシンに問題を抱えてペースが上がらず、51周目には右リヤタイヤのスローパンクチャーに見舞われてピットインを余儀なくされ、表彰台争いから脱落。しかし、ピットアウト後はペースが復活し、4位の座をかけて、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとの戦いとなる。一時はDRSが機能しないというトラブルもあったが、最終ラップでDRSを使って勝負をかけたところ、スピンを喫してしまった。結局ロズベルグは5位。開幕からの4連勝で築いたリードは、みるみる削られている。
ウイリアムズはバルテリ・ボッタスが昨年のメキシコGP以来となる表彰台に登壇。フェリペ・マッサはパワーユニットの温度上昇に見舞われてリタイアとなっている。
マクラーレン・ホンダは10周目にバトンが白煙を上げて、ストップ。これで一時バーチャル・セーフティカー状態となり、初日からクラッシュが多発した週末だったが、決勝では、これが唯一の“SC”だった。フェルナンド・アロンソはペースが上げられず、チームの指示にしたがって1ストップで完走したものの、入賞圏外の11位。
また、ルノーのジョリオン・パーマーは水漏れの問題が発生してガレージへ戻り、16周でリタイアとなっている。
(AUTOSPORTweb)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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