F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ベッテル&フェラーリが首位浮上、バトン8番手

2015年5月23日

 2015年F1第6戦モナコGPの土曜フリー走行は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 一日の休息を挟んで迎えた予選日の2日目は上空に薄い曇が広がったものの、FP3開始時の気温は18度、路面温度23度というドライコンディションで60分のセッションは推移した。

 このFP3では初日午後のFP2が雨に見舞われたため、スーパーソフトタイヤでの走行ができなかったことから、各チームともコースオープン直後から積極的に周回を重ねていき、ピットインを繰り返しながら予選に向けたセットアップを急いだ。

 序盤はメルセデスの2台が最初からスーパーソフトを履いてトップタイムを塗り替える展開となり、さっそくリードを奪ったルイス・ハミルトンは1周のチャージラップを挟みながらアタックラップを繰り返す完全な予選モードに入り、1分16秒707までタイムを縮めていった。

 一方、メルセデスと入れ替わる形で周回をスタートさせたフェラーリ勢だったが、スーパーソフトでアタックをかけたキミ・ライコネンが自らの3番手タイムを更新した直後に1コーナーでアウト側のタイヤバリヤにヒット。直前にスローパンクチャーを起こしていたというライコネンだったが、カーナンバー7のSF15-Tはこのクラッシュで左リヤにダメージを受けストップ。マシンを降りることになったライコネンは、わずか11周でセッションを終了することとなってしまった。

 ライコネンの赤旗中断が解けたのは残り30分。ソフトタイヤに履きかえていたメルセデス勢が1分17秒台で周回を重ねるなか、今度はスーパーソフトで5番手タイムをマークしたトロロッソのマックス・フェルスタッペンが最終コーナーで単独スピンを喫し、タイヤバリアにヒット。右リヤの翼端板を失い、ピットインを余儀なくされた。

 その後、セッションが終盤を迎えると、メルセデス勢が再びスーパーソフトを履いてコースイン。最後の予選シミュレーションに取り掛かるが、暫定首位のハミルトンはマシンバランスに違和感を訴え、タイム更新ならず。その他のマシンもアタック2周目でリヤタイヤがオーバーヒートに陥るなど、難しい走りを強いられた。

 しかし、残り3分のタイミングでフェラーリを駆るベッテルが1分16秒143をマーク。2番手に浮上していたニコ・ロズベルグをもコンマ2秒上回る快心のアタックでトップを奪った。ハミルトンに続く4番手にはレッドブルのダニエル・リカルドがつけ、もう一台のダニール・クビアトもカルロス・サインツJr.とライコネンに続く7番手につけた。苦戦のウイリアムズはこの日もタイヤをうまく機能させることができず、15、16番手に沈んでいる。

 注目のマクラーレン・ホンダは、セッション中盤にフェルナンド・アロンソが一時4番手、ジェンソン・バトンも6番手につける走りをみせると、最後のアタックではバトンが8番手タイムとなる1分17秒767をマークし、予選Q3進出に弾みをつけた。26周を走ったアロンソは14番手だった。




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号