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F1トスカーナGP FP2:メルセデスがワンツー。フェルスタッペン3番手、アルボンが4番手に続く
2020年9月11日
2020年F1第9戦トスカーナGPの金曜フリー走行2回目(FP2)は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは4番手となっている。
FP2の始まる現地時間午後3時には、気温29度、路面温度も45度まで上がった。午前中に続いて気持ちの良い快晴で、降水確率は0%だ。セッション序盤は、まずランド・ノリス(マクラーレン)がミディアムタイヤでトップタイム。レーシングポイントの2台が続いた。一方、FP1で3番手だったシャルル・ルクレール(フェラーリ)はターン12でスピン。幸いグラベルにはまることなく、ピットに戻った。
その後中古ミディアムを履いたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップに立つ。ソフトタイヤで出したFP1最速タイムより、コンマ1秒ほど遅い。2番手に新品ミディアムのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にハードタイヤのルイス・ハミルトン(メルセデス)がつけた。
開始後38分、ソフトで走り出したノリスが、ターン3立ち上がりでスピン。コンクリートウォールに接触してフロントウイングを失い、コース脇でストップ。セッションは赤旗中断となった。マクラーレンはFP1からメルセデス型の細身のノーズを試して、好感触を得ているようだ。来季の車体の基本パーツは、9月30日を期限として凍結される。マクラーレンとしてはそれまでにクラッシュテストに合格して、新型ノーズを投入する意向だという。
9分間の中断後、セッション再開。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を除く全車がソフトを履き、ボッタスが1分16秒989まで最速タイムを更新。ハミルトンが0.207秒差、フェルスタッペンがさらに0.246秒落ちで続いた。チームメイトから0.7秒差ながらアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)も4番手につけ、メルセデス、レッドブルが1〜4番手を占めた。
5、6番手にダニエル・リカルド、エステバン・オコンのルノー勢。7番手にセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、8番手にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)。キミ・ライコネン(アルファロメオ)が9番手と久々に上位に顔を出し、ルクレールは10番手だ。ロマン・グロージャン(ハース)は電気系トラブルで、5周しか走れずに最下位。早々にマシンを降りている。
ここから各車、ロングランに移行した。ルノーがまず1分23秒台前半で周回を重ね、続いてフェルスタッペンが1分22秒台後半のタイムをコンスタントに出す。メルセデス2台とほぼ肩を並べるペースで、マシンバランスに苦しんだモンツァから一転、快調さがうかがえる。
終了19分前、ピットから出て行ったペレスが、ライコネンとターン1進入で接触。ライコネンはスピンしながらコースオフしたものの、自力でピットに戻った。しかしコース上に破片が散乱し、5分間の赤旗中断となった。ロングランの真っ最中での中断で、データ収集に少なからぬ影響が出たと思われる。セッションの残り時間は、多くのマシンがミディアムやハードに履き替えた。ミディアムでのペースは、フェルスタッペンがボッタスをわずかに凌いだ。
セッション終了直後、ベッテルが「エンジンが止まった」と言いながら、コース脇にストップ。FP2でのベッテルは、12番手だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |