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レッドブル、ルノーとのパワーユニット契約延長に向けた交渉が最終段階へ

2016年5月28日

 レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーとの2017年のF1パワーユニット供給契約を「形式的に」交わすことを公表した。 


 レッドブルは現在、今シーズン末までとなっていた『タグ・ホイヤー(TAG Heuer)』の名前がついたルノー製パワーユニットの供給契約の再交渉を行っている。


 とはいえ、すでに今月初旬、ルノーはFIAに対して2017年もレッドブルへのエンジン供給を行うという趣旨の書簡を送っていた。


 ホーナーによれば、関係が悪化した時期から約9カ月が経過した現在、レッドブルはルノーと継続した関係を築くことを望んでいるという。


「我々とルノーの関係は良好だ。間もなく形式的なかたちで契約の延長をお伝えすることができるだろう」と、ホーナー。


 エンジン名はルノーではなく、あくまでタグ・ホイヤーとして新たな契約が結ばれるという。


「問題なく交渉は進んでいるよ」


「ルノーは、ルノーチームとしてのアイデンティティを持っている。そして彼らはタグ・ホイヤーのアイデンティティが宿ったパワーユニットを提供することを歓迎している」


「タグ・ホイヤーにとってもレッドブルにとっても幸せなことだよ」


「まず我々が最初にやらなければいけないのは、今後のシーズンについての契約を合意させることだ。そしてタグ・ホイヤーとも話し合わなければいけない。彼らとは複数年の契約を結んでいるからね」


 なお、ルノーは今回のモナコGPで新型パワーユニットを持ち込み、レッドブルのダニエル・リカルドがフリー走行2回目で、メルセデスのルイス・ハミルトンを0.606秒上回るトップタイムをマーク。これは昨年ハミルトンが記録したポールポジションタイムより0.4秒以上速いものだった。


 ホーナーでさえ「驚いた」という結果だったが、この調子を維持できれば、ポールポジション、そして優勝が現実的なものになるかもしれない。


「間違いなく(新パワーユニットが)助けになっている。ドライバビリティはいいし、言われたとおりのポテンシャルだ。開発が成功した証拠で、勇気づけられるね」と、ホーナーの口調も滑らかだ。


 とはいえ、もちろんメルセデスの存在を警戒している。


「ただメルセデスが、これからどれだけ調子を上げてくるか、まだわからないからね」


「みんな彼らが優勝候補だと思うかもしれないが、我々がフロントロウに並べば、十分勝つチャンスはあるはずだよ。ここはモナコだし、何が起きてもおかしくないんだ」



(Translation : Yuki Takayama)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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