F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

フォース・インディア「連続ノーポイントは、不運が重なったことが原因」と主張

2016年4月25日

 フォース・インディアがF1で2016年シーズン開幕から低迷している原因は、純粋に不運が原因だとチームは主張している。 


 昨年7月にBスペックのマシンを投入し、2015年シーズン後半には強さを発揮したフォース・インディア。今シーズンも好調を維持できると期待されていたが、これまでのところチームの獲得ポイントは、オーストラリアGPで7位につけたニコ・ヒュルケンベルグの6ポイントのみとなっている。皮肉なことに、2戦連続でのノーポイントは昨シーズンの2戦目(マレーシアGP)と3戦目(中国GP)以来となる。


 前戦の中国GPではセルジオ・ペレスが一時3番手、ヒュルケンベルグも4番手まで順位を上げたにもかかわらず11位、15位と下位に終わったことについて、チーフ・オペレーティング・オフィサーのオットマー・サフナウアーは以下のように語っている。


「そういう週末もあるということだ。マシンのペースは良かった。良いスタートも切れていたけれど、(4周目に発生したダニエル・リカルドのタイヤトラブルによる)セーフティカー中にピットしなければならず、その後も追い上げに時間を費やした。そうなると予定よりもタイヤに厳しくなるため、早めにピットすることにしたんだ。最後のスティントを中団グループの誰よりも長くとることになり、それがライバルのオーバーテイクを許してしまった」


 チームがVJM09のポテンシャルを生かしきるためには、クリーンな週末を過ごす必要があるものの、これまでのところ実現できずにいると言う。


「私たちのいる中団グループは差がとても少ないため、すべての物事を正しく進めなければならない。開幕戦(オーストラリアGP)は最悪のタイミングでの赤旗で、2戦目(バーレーンGP)は両ドライバーがクラッシュした。まだ3戦目だし、2台がともに予選トップ10入りを果たすことができて、速さがあるとわかったのは良かった。この調子でミスのないレースを走れれば、ポイント獲得も可能だろう。もちろん落胆はしている。レースではクラッシュや赤旗、セーフティカーなど必ず何かが起きていて、まだ本来のペースを発揮できずにいるが、追いつけるはずだ」


 チームは現在コンストラクターズ・ランキングでは7位となっており、ハースやトロロッソよりも下位にいる。サフナウアーは、状況がフォース・インディアにとって好ましくない流れになりすぎていると考えている。


「いま、やっている仕事を続けていく。開発を続け、良いレースを走る。ふたりの経験豊富なドライバーが、1周目で両方とも失敗するというのは珍しいことだ。赤旗が最悪のタイミングで出るというのもレアなので、同じことが何度もあるとは思えない。懸命に仕事を続ければ、ポイントを獲得できるようになる」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号