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アロンソ「“GP2発言”がチームの改革を促した」

2015年12月8日

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、日本GPで公然とエンジンを批判したことがホンダに改善の必要性を強く実感させるのに役立ったかもしれないと示唆した。

 2015年のマクラーレン・ホンダはシーズンを通して信頼性とパフォーマンス不足に悩まされ、コンストラクターズ選手権9位と、マクラーレンチーム史上最悪の成績に終わった。

 アロンソもチームメイトのジェンソン・バトンも頻繁にトラブルに見舞われ、アロンソは入賞2回で合計11ポイント、バトンは入賞3回で16ポイントの獲得にとどまった。

 日本GP決勝でアロンソは、「まるでGP2のように抜かれて恥ずかしい」「GP2のエンジンだ」と無線で苛立ちを示し、それが放送されたことで物議を醸した。

 シーズン後、改めてこの発言について聞かれたアロンソは、放送される無線はほんの一部であり、ネガティブな発言の方が選ばれる傾向にあると述べ、そのため放送される可能性があることは分かっていたと認めた。

「無線の発言は放送されないものも多い。皆が苦労した後のインラップではチームに感謝の言葉を述べているケースが多いんだけどね」とアロンソが語ったとBBCが伝えた。

「3回もエンジン交換をしてもらうこともあれば、1ポイント、2ポイントを獲得できそうな時、あと一歩で入賞ということもあった。ポジティブなメッセージを送っていることも多いのに、それは放送されないんだ」
「でも日本での発言は放送された。彼らが放送するかもしれないことは分かっていた」





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