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全19戦中最も標高高いコース、モンツァと共通点

2015年10月29日

メキシコグランプリ プレビュー:
2015年10月29-11月1日 メキシコシティ

Formula One、メキシコで1992年以来の復活開催:
ミディアムとソフトがアウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスに登場
サーキットの実データが存在しないため、ピレリと各チームはシミュレーション技術を駆使して臨む
変化に富んだサーキットは、モンツァのような高速ストレートおよびコーナーと、ホッケンハイムを連想させるテクニカルなスタジアムセクションで構成される

2015年10月26日、ミラノ
Formula Oneが23年ぶりにメキシコで開催されます。舞台は、メキシコシティに位置するアウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスです。近年再舗装が行われたこのサーキットは、2人の有名なメキシコ人兄弟ドライバー、ペドロ・ロドリゲスとリカルド・ロドリゲスにちなんで名づけられました。

1962年に建設されたアウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスとモンツァとの共通点は、公園内にあることだけではありません。このサーキットには、ピレリのホームトラックであるモンツァに似た高速ストレートと高速コーナーが存在します。今年復活を遂げたメキシコグランプリ用として、P Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが選択されました。現在は大幅な改修が行われたものの、多くのオリジナルの特性が残っています。しかし、トラックの実データが存在しないため、ピレリはシミュレーション技術を駆使してレースに備え、最適なコンパウンドを選択しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「メキシコを訪れ、我々にとっては未知の伝統あるサーキットに臨むことは、とてもエキサイティングです。初めてのトラック用のコンパウンド選択は、近年のFormula Oneテクノロジー成長の核のひとつであるシミュレーションによって、かなり正確に行うことができますが、初回はどうしても保守的な傾向にならざるを得ません。いつもと同じように、メキシコグランプリでも2ストップを目標としていますが、来週は北アメリカ大半が不安定な気候に見舞われそうで、グランプリも大きな影響を受ける可能性があります。トラックはオーバーテイクを念頭に設計されていますので、重要な金曜フリー走行を経てより明確になる戦略の選択肢も加わり、ポジション変動を可能にする面白いレースが展開されると思います」

タイヤにとってのチャレンジ:
最も有名なコーナーは、ペラルターダと呼ばれる長い右回りの最終コーナーです。しかし、安全上の理由でオリジナルレイアウトの半分近くが改修されています。現在では、オリジナルのペラルターダの前半部分は、ホッケンハイムに似たテクニカルなスタジアムセクションに変更されています。

このサーキットは、Formula One開催地の中で最も標高が高い位置にあります。このため、空力とトップスピードの両方に影響を及ぼします。気圧が低いと空力の効果も小さくなることから、より大きなウィングが必要になります。現行のターボチャージャーマシンの場合、1.3kmのストレートでの最高速度は、330km/hを超えると予測されています。

現在、北アメリカの大部分がエクストリームな天候に見舞われています。数日後の天候予測が難しくなっている中、ハリケーン・パトリシアの余波によるコンディションの悪化が懸念されています。

昨年の戦略とレースの概要:
このサーキットでの前回のグランプリ開催は1992年に遡るため、あまり参考にはなりません。アウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスにおける直近のピレリタイヤでの優勝者は、1986年、ベネトンのゲルハルト・ベルガーです。ベルガーは、0ストップ戦略を採用しました!これは、ベルガーにとってもベネトンにとっても初の勝利でした。ベネトンは、現在のLotusF1チームの前身です。

予想される両コンパウンド間の性能差:ラップあたり1.3秒




レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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