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ハースF1、“エース”グロージャン起用を正式発表

2015年9月30日

 ハースF1チームは29日、2016年のF1デビューシーズンのドライバーとして、現ロータスのロマン・グロージャンを起用することを正式に発表した。

 新生ハースF1を率いる新たなリーダーにグロージャンが選ばれた。29日、チームの本拠地があるノースカロライナ州カナポリスで開かれたチームの記者会見で、オーナーのジーン・ハースおよび代表のギュンター・シュタイナーとともに現れたグロージャンは、黒のチームシャツに身を包み、ふたりの間に座ると、オーナーのハースから2016年のドライバーとして正式にアナウンスされた。

「それは、将来やキャリアについて自分自身が常に重要なこととして自問していたことだ」と、グロージャンは新規参戦のハースに加わった理由を問う質問に、そう答えた。
「通常のF1チームとは異なる点が気に入っているし、そのアプローチはかなりの成功の可能性を秘めている」

 チームオーナーのハースは、グロージャンがリードドライバーとしてハースF1を牽引すると述べ、彼をエースドライバーとして戦う意志を示した。
「これは、我々の長期戦略の一部だ。我々は経験豊富なドライバーに2016年シーズンを戦うチームを率いてほしいと望んでいた」
「F1は慎重を要するビジネスだ。どんなビジネスでも学ばなければならないし、最もベストは方法は他の人々から学ぶことだ」

「ロマンは数人の候補のひとりだった。彼は長年F1に在籍し、ロータスチームのために素晴らしい仕事をしてきた」
「私は何度も彼のドライビングスタイルを調査してきた。非常に印象的なひとつに彼がシーズンごとにポイントを獲ってきたということがある」
「我々の主な目標は、ポイントを獲得できるようになることだ」
「これは我々の作業の内のひとつだが、彼は我々のリードドライバーだよ」

 注目されるグロージャンのチームメイトは、この日発表されることはなかった。

 ハースF1は、2016年からF1に新規参戦するアメリカ発のF1チームで、アメリカ主導のチームとしては30年ぶり。北米最大の人気シリーズ、NASCARに参戦するスチュワート−ハース・レーシングの共同オーナーを務めるジーン・ハースがチームオーナーに就き、旧ジャガー・レーシングおよびレッドブルでテクニカルディレクターを務めたギュンター・シュタイナーが代表としてチームを指揮。レッドブルでデザインチームのボスを務めたロブ・テイラーがチーフデザイナーを務める。
 このチームの大きな特徴のひとつとして、フェラーリからの強力なバックアップがある。マシンは、テクニカルパートナー契約を結んだフェラーリ製のパワーユニットを搭載するほか、サスペンションマウントやブレーキ、サスペンションアップライト、ペダルボックス、ステアリングラック、燃料電池といった多数のコンポーネントもマラネロからの供給でまかなうことにしている。

 ただ、あくまでアメリカのF1チームとして参戦するハースは、本拠地であるスチュワート−ハース・レーシングのファクトリーの隣にF1チームのデザインおよび空力部門を置き、ヨーロッパでは旧マルシャのファクトリーを改築して使用。アメリカとヨーロッパのふたつの拠点をベースにF1サーカスを巡る。




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