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「驚きの結果もハミルトンの成果は損なわれない」

2015年5月25日

2015 モナコグランプリ 決勝

ニコ・ロズベルグ、1ストップ戦略でモナコグランプリを制す
39周走行後のタイヤで自己ベストラップを記録
決勝での摩耗とデグラデーションは非常に低いレベル
1ストップから3ストップまで、多彩な戦略が展開された

2015年5月24日、モナコ
メルセデスのニコ・ロズベルグが、P Zeroレッド・スーパーソフトからP Zeroイエロー・ソフトへ繋ぐ1ストップ戦略でモナコグランプリを制しました。今シーズン2連勝を決め、チャンピオンシップタイトル争いでトップに迫ったロズベルグは、史上4人目のモナコグランプリ3連覇達成ドライバーとなりました。

終盤のセーフティーカー導入周回がレースの流れを変えました。ポールポジションからリードを築いてきたルイス・ハミルトンは、セーフティーカー導入周回中にスーパーソフトへ交換するピットストップを行い、首位の座を譲ることとなりました。

大半のドライバーが、スーパーソフトでスタート後に1回のみのピットストップを行った中、フォース・インディアのニコ・ヒュケンベルグ、マクラーレンのフェルナンド・アロンソ、ウィリアムズのバルテッリ・ボッタス、マノーの両ドライバーはソフトタイヤでスタートしました。

決勝時の気温は、全般的に冷涼だったフリー走行と予選時よりも高くなり、路面温度が42°Cまで上昇したことにより、両コンパウンドのグリップが向上しました。例年通り、シーズン中で最も滑らかで低速なサーキット上の摩耗とデグラデーションは最小限度でした。5周のセーフティーカー導入周回後のタイヤ温度維持が極めて重要になりました。

特に印象的だったドライバーは、予選後のペナルティーにより最後尾からスタートしたトロ・ロッソのカルロス・サインツでした。サインツは、1ストップ戦略でポイント圏内の10位に入賞し、自身のモナコグランプリデビューを飾りました。サインツの戦略で重要だったのは、ソフトタイヤによる66周のスティントでフィニッシュしたことでした。

ロズベルグは、残り2周時点で自己ベストラップを記録しました。この時、ロズベルグが使用していたソフトタイヤは、既に39周を走行していました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「レース結果を決定的にした最終ピットストップに誰もが驚きました。しかし、この結果は、今週末を通したルイス・ハミルトンの素晴らしい成果を損なうものではありません。Formula Oneでは、チェッカーフラッグが振られるまでレースはどうなるか分からないということが示される結果となり、ニコ・ロズベルグは、今日その恩恵を受けました。レース終盤の長いセーフティーカー導入周回により、再スタート時のタイヤ温度維持が重要になりました。予想通り、1ストップ戦略が主流となったレースで、見応えのあるフィニッシュが見られました」

コンパウンド毎のラップタイム上位:
ソフト
1/ロズベルグ/1分18秒599
2/ハミルトン/1分18秒676
3/ベッテル/1分18秒854

スーパーソフト
1/リカルド/1分18秒063
2/ハミルトン/1分18秒811
3/フェルスタッペン/1分18秒873

最長スティント:
ソフト/66周(サインツ)
スーパーソフト/43周(スティーブンス)

Truth-O-Meter:
ロズベルグは、我々が78周の決勝で主流になると予測した1ストップ戦略を採用しました。我々の最速1ストップ戦略は、スーパーソフトでスタート、27周でソフトへ交換するというものでした。結果的には、ドライバーたちによるスーパーソフトでの走行は予測よりも長いものになり、ロズベルグは、37周目にピットストップを行いました。

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




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ドライバーズランキング

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1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
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