2014年F1カナダGPの日曜決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは12位(完走扱い)、バルテッリ・ボッタスは7位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=12位(完走扱い)
(接触したセルジオ・ペレスに)メディカルセンターで話しかけた。彼にはすごくがっかりした。
「君は学ぶ必要がある」と彼に言ったよ。僕の立場になってみればいいんだ。すごく大きなクラッシュで、正直言ってけがをするかと思った。
彼がブレーキングで誰かにヒットしたのはこれが初めてじゃない。何度も何度も同じことをしている。彼は何も言わずにその場を立ち去った。学習してくれるといいんだけどね。
僕らは300km/hで戦っている。すぐ前にマシンがいたら、大きな事故が起こる可能性があるんだ。
何年か前に、他のマシンから並びかけられたらラインを変えてはいけないという規則ができた。彼は動いて僕らは接触した。
彼は危険だった。僕らは(セバスチャン・)ベッテルにクラッシュしていたかもしれないんだ。
僕はコース上で最速のひとりだったから、今日はたくさんのポイントを失ったことになる。けがすることなくここにいられて嬉しいけれど、ペレスとのこと、それからピットストップも残念だ。僕らは今日、優勝争いができていたかもしれないんだ。
でもマシンの強さは確認できたから、次のレースではもっといい結果が出せると信じている。
バルテッリ・ボッタス 決勝=7位
今日は僕らの日ではなかった。序盤はまずまずだったけれど、レッドブルは予想よりも少し強かった。それで4番手を狙って戦った。
2回目のピットストップについては分析してみる必要がある。目指す場所で復帰できなかったから、ピットストップ自体とタイミングについて調べてみなければ。
その後トラフィックにはまり、フォース・インディアに押さえられた。それによってエンジンとブレーキがオーバーヒートを起こし、完走を目指してセーブして走らなければならなくなった。