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RBRリカルドがサバイバルレースを制しF1初優勝
2014年6月9日
![](https://ad8.motorsports.ch/iconv/msc/is/news/201406/82857.jpg?sw=640)
2014年F1第7戦カナダGPは8日(現地時間)、モントリオールのサーキット・ジル・ビルヌーブで70周の決勝レースが行われ、レッドブルのダニエル・リカルドがF1キャリア初優勝を飾った。
レッドブルのリカルドが劇的な幕切れで完走14台のサバイバルレースを制覇、メルセデスの連勝を止めるとともに悲願の表彰台の頂点に立った。
レースは、いつものようにメルセデス2台が圧倒的なペースで序盤からマッチレースを展開。彼らは15周目前後で上位勢が1回目のピットストップを終えると、1ストップ戦略で3、4番手に浮上したフォース・インディアに10秒近いギャップを築き、さらに中盤にかけてもその差を拡大。最大25秒ものマージンを築いた。
しかしメルセデス2台が激しいトップ争いを繰り広げる最中に突如トラブルが降りかかる。ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンの2台両方にパワーが十分出ない症状が発生、2台のペースは後続のライバルよりも2秒近く落ち込み、それまで築いた大量リードを見る見る失なっていった。
すると45周目にハミルトンがブレーキトラブルを発症してリタイア。ロズベルグも2度目のピットストップを行う間に1ストップ戦略で3番手につけていたウイリアムズのフェリペ・マッサがトップに浮上。今季初めてメルセデスに代わってリードラップを奪った。
そのマッサはメルセデスがトラブルを抱えていることから47周目に2ストップ作戦に切り替え一旦後方にダウン。これで2番手にセルジオ・ペレスが浮上するとフォース・インディアはトップを走るロズベルグの1秒以内にまで接近した。
だが防戦一方となったロズベルグもなんとかペースを持ち直し、トップを死守。その後はダニエル・リカルドとセバスチャン・ベッテルのレッドブル2台もトップ争いの2台に追いつくと、ロズベルグのペースに抑え込まれた4台にマッサが再び追いついた。
60周目、ここからレース終盤は上位5台が2秒以内でバトルを繰り広げる、まさに激戦となり優勝の行方は全く分からなくなった。ここで勝利をたぐり寄せたのは3番手を走るリカルド。残り4周となった1コーナーでペレスを交わすと、そこから徐々にロズベルグとの差をつめていき、68周目の最終コーナーでついにトップ浮上を果たした。
これでレースは実質リカルドのものとなったが、残り2周でもドラマは続いた。チームメイトの後ろにつけていたベッテルも69周目の最終コーナーでペレスをオーバーテイク。するとファイナルラップの1コーナーでポジションを下げたペレスとオーバーテイクをうかがっていたマッサが激しく接触。2台は高速でウォールにクラッシュし、レースはセーフティカーが出動。その結果、リカルドがそのままファイナルラップを走り抜き嬉しいトップチェッカーを受けた。
ペレスとマッサのふたりは無事だったが、順位は完走扱いの11位と12位に。一時はレースの主役に躍り出たマッサだったが、痛い代償を払う結果となってしまった。
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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