2014年F1マレーシアGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=4位
週末を通してトラブルがなかったおかげで今日はポイントを取ることができた。マシンに施した小さな改善が予想どおりの効果を見せたし、マシンは高い信頼性を発揮してくれた。
だがやらなければならないことは山ほどある。僕らが前進しても、ライバルたちも前進しているからだ。他のチームへの遅れを縮めようと僕らのチーム全員が全力を尽くしている。
序盤の数戦で学ぶべきことはまだたくさんある。でも(ニコ・)ヒュルケンベルグとのバトルを見れば分かるように、僕らがトップスピードを向上させなければならないのは明らかだ。僕の方が新しいタイヤを履いていたおかげで彼を抜くことができたが、次戦からすぐにでもパフォーマンスを向上させる必要があるのは間違いない。
正直な話、決勝では最初から最後まで遅いと感じた。競争力が足りない。ファーストスティントでは僕には上位のドライバーたちと戦えるだけの速さがなかった。ミディアムの別のセットに換えるとバランスとブレーキの感触が悪くて、何というか悪夢のようだった。
昨日、予選の後には、メルセデスは無理でもレッドブルとは戦えると思っていた。少なくとも彼らに少し近づけると思った。残念ながらそうはならなかった。僕らは上位のドライバーたちと比べるとパフォーマンスが少し足りない。改善する必要がある。
ただ、予選でトロロッソとの接触はあったが、金曜も土曜も日曜もトラブルは全く起こらず、すべてのものがとてもよく動いていた。
バーレーンはとても暑く、タイヤコンパウンドはソフト寄りだ。それが僕らにとってアドバンテージになるかもしれない。ハード寄りのタイヤだとかなりスライドしてしまうんだ。
冬季テストで集めたデータがあるから、バーレーンではポテンシャルを比較的うまく引き出せるだろう。ただそれはどのチームも同じだが。