2014年F1マレーシアGPの日曜決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは7位を獲得した。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=7位
2台そろって入賞することができ、チームにとっていい結果を出せた。
スタートはすごくうまくいき、1周目にいくつも順位を上げた。でもその後、ファーストスティントでは(ケビン・)マグヌッセンのマクラーレンに押さえられてしまった。彼は最終コーナー立ち上がりのトラクションがよく、オーバーテイクすることができなかった。
レース終盤、ジェンソン(・バトン)とのバトルでも同じことが起きた。終盤、彼にかなり接近し、僕の方がタイヤの状態がよかったのに、抜けなかった。
全体的に見て、このコースは僕らのマシンとの相性はあまりよくなかったと思う。それを考えるとこのポジションはいい結果だし、バーレーンではもっと戦えると思う。
(チームメイトのバルテッリ・ボッタスの方が速いから前に出すようにとのチームの指示は)はっきりではないが全部聞こえていた。でも僕のしたことは正しい。チームのためにベストを尽くそうとしていた。それが一番重要なことだ。
僕は自分のレースの中で最善を尽くしたと思う。最後まで戦い、チームと自分のためにできるだけ多くのポイントを稼ごうとした。それにまだシーズン2戦目だ。
バルテッリは僕を抜くことができなかったんだから、ジェンソンを抜くのも難しかっただろう。僕らは違う戦略で走っていたわけじゃない。彼(ボッタス)は僕のすぐ後にピットストップをして、タイヤの状態は少し僕よりよかったけれど、それでも僕を抜けるほどではなかったし、ジェンソンを抜けるほどでもなかった。
彼を前に出したとしても、リザルトは変わらなかっただろう。チームは僕を100パーセント尊重してくれている。レース後、僕を尊重しているということをチームは示してくれたし、何も問題はない。
今日起きたことは予想していなかったことだけど、僕は正しいことをした。
今日のようなことはふさわしい時期にしか行われないと思う。僕は自分の状況をはっきり示した。チーム内で何も問題はないし、快適に感じている。