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【決勝直前情報】可夢偉とマッサが再び接触!?
2014年3月30日
LAT
レーススタート3時間前、午後1時のセパン・インターナショナル・サーキットの天候は晴れ。気温は32℃、路面温度は50℃。予報では午後1時から雷雨となっているが、今のところ上空には所々、雨雲が点在している状態。雨が降る気配はない。
「もし、レースがこのままドライで行われれば、我々が優勝するだろう」と語るのは、メルセデスAMGでノン・エグゼクティブ・チェアマンを務めるニキ・ラウダ。「予選ではレッドブルに肉薄されたが、それはウエットだったからね」と余裕の笑みをこぼしていた。
その隣のホスピタリティハウスで笑顔をランチを採っていたのが、予選5番手のダニエル・リカルド(レッドブル)。前戦オーストラリアGPで燃料流入量違反に問われたリカルドは、今回もフリー走行1回目にトラブルに見舞われているが、その後はFIA指定のジル社製のセンサーを搭載し、特に問題は起きていないという。つまり、現時点で22人のドライバーは皆、ジル社製センサーでレースを戦う予定のようだ。
予選2位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)はレースに向けて、ある変更を行っている。それはマシンではなく、ヘルメット。ベッテルは今回、ビンテージ・メタルをイメージした茶色のヘルメットをフリー走行3回目で着用していたが、予選が急遽ウエットになったため、従来のブルーを基調にしたヘルメットに戻していた(サイドに「One」が入ったものではないタイプ)。スターティングに向かうベッテルのヘルメットがビンテージ・メタルならドライ、ブルーならウエットを予想していると見ていいだろう。
「ドライなら、レースはM-M-M-Hの3ストップだ」と予測するのは、今回がザウバーでの最後のレースエンジニアとなるフランチェスコ・ネンチ。2010年から2012年まで3年間、小林可夢偉のレースエンジニアを務めたこともあるネンチは、昨年からエスティバン・グティエレスのケースエンジニアを務めている。しかし、スペインGPからはマルシャへ移籍することが決定しているため、今回がザウバーでの最後の仕事となるわけだ。そのネンチは「ミディアムとハードはワーキングレンジが似ているので、軟らかいミディアムの方が速い。あとはデグラデーションだが、予選がウエットだったためにニュータイヤがたくさん残っているので、躊躇なくミディアムを投入できる」と、自信を持ってミディアムをレースでの“プライムタイヤ”に設定していた。
そのネンチと会話していると、サイン会イベントへ行こうとしているフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)と、そのイベントから帰ってきた小林可夢偉がバッタリ。笑顔で会話を交わしているところを見ると、開幕戦の一件は、お互い消化しているようだ。ちなみにマッサは今回、奥さんと息子のフェリペ・ジュニアを今シーズン初めてサーキットに連れてきている。
そのマッサの後ろを険しい顔つきで歩いていたのが、予選後に3番手降格のペナルティを受けたバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)。「ペナルティに関しては、何も言うことはない。どんな状況でも、ベストを尽くす。それは前回も今回も同じだよ」。
マレーシアGP決勝レースのスタートは、日本時間17時(現地時間16時)だ。
レーススタート3時間前、午後1時のセパン・インターナショナル・サーキットの天候は晴れ。気温は32℃、路面温度は50℃。予報では午後1時から雷雨となっているが、今のところ上空には所々、雨雲が点在している状態。雨が降る気配はない。
「もし、レースがこのままドライで行われれば、我々が優勝するだろう」と語るのは、メルセデスAMGでノン・エグゼクティブ・チェアマンを務めるニキ・ラウダ。「予選ではレッドブルに肉薄されたが、それはウエットだったからね」と余裕の笑みをこぼしていた。
その隣のホスピタリティハウスで笑顔をランチを採っていたのが、予選5番手のダニエル・リカルド(レッドブル)。前戦オーストラリアGPで燃料流入量違反に問われたリカルドは、今回もフリー走行1回目にトラブルに見舞われているが、その後はFIA指定のジル社製のセンサーを搭載し、特に問題は起きていないという。つまり、現時点で22人のドライバーは皆、ジル社製センサーでレースを戦う予定のようだ。
予選2位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)はレースに向けて、ある変更を行っている。それはマシンではなく、ヘルメット。ベッテルは今回、ビンテージ・メタルをイメージした茶色のヘルメットをフリー走行3回目で着用していたが、予選が急遽ウエットになったため、従来のブルーを基調にしたヘルメットに戻していた(サイドに「One」が入ったものではないタイプ)。スターティングに向かうベッテルのヘルメットがビンテージ・メタルならドライ、ブルーならウエットを予想していると見ていいだろう。
「ドライなら、レースはM-M-M-Hの3ストップだ」と予測するのは、今回がザウバーでの最後のレースエンジニアとなるフランチェスコ・ネンチ。2010年から2012年まで3年間、小林可夢偉のレースエンジニアを務めたこともあるネンチは、昨年からエスティバン・グティエレスのケースエンジニアを務めている。しかし、スペインGPからはマルシャへ移籍することが決定しているため、今回がザウバーでの最後の仕事となるわけだ。そのネンチは「ミディアムとハードはワーキングレンジが似ているので、軟らかいミディアムの方が速い。あとはデグラデーションだが、予選がウエットだったためにニュータイヤがたくさん残っているので、躊躇なくミディアムを投入できる」と、自信を持ってミディアムをレースでの“プライムタイヤ”に設定していた。
そのネンチと会話していると、サイン会イベントへ行こうとしているフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)と、そのイベントから帰ってきた小林可夢偉がバッタリ。笑顔で会話を交わしているところを見ると、開幕戦の一件は、お互い消化しているようだ。ちなみにマッサは今回、奥さんと息子のフェリペ・ジュニアを今シーズン初めてサーキットに連れてきている。
そのマッサの後ろを険しい顔つきで歩いていたのが、予選後に3番手降格のペナルティを受けたバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)。「ペナルティに関しては、何も言うことはない。どんな状況でも、ベストを尽くす。それは前回も今回も同じだよ」。
マレーシアGP決勝レースのスタートは、日本時間17時(現地時間16時)だ。
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |