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終盤トラブルの不安もベッテル完勝。アロンソ2位
2013年9月8日
![](https://ad8.motorsports.ch/iconv/msc/is/news/201309/76980.jpg?sw=640)
2013年F1第12イタリアGPの決勝は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季6勝目を挙げた。
今年の欧州ラウンド最終戦となるイタリアGPは、フェラーリファンのティフォシが集うF1屈指の高速サーキット、モンツァが舞台。迎えた決勝は、レースの1時間前にパラパラと細かい雨が落ちたものの、終始ドライコンディションで行われた。
レースは、グリッド4、5番手に並んだフェラーリ2台が好スタートをみせ、フェリペ・マッサが2番手、フェルナンド・アロンソも4番手へ浮上すると、さらに3周目にはマーク・ウエーバーを攻略し、フェラーリ2台が幸先良く2、3番手を形成。ベッテル追撃への態勢を整えたかに見えた。
しかし、スタンドを埋めたティフォシの熱狂はこれが最初で最後となる。ポールポジションから無難なスタートを決めたベッテルが、序盤からフェラーリ以下を置き去りにするペースを披露、10周目には、ポジションの入れ替えで2番手に浮上していたライバルのアロンソに5秒のギャップを築いた。
勢いにのるベッテルとレッドブルは、フェラーリに追い打ちをかけるように最初のピットインでベッテルと4番手ウエーバーがダブルストップを決めると、ウエーバーがマッサをアンダーカット。さらに上位勢で最後にピットインしたアロンソのすぐ後ろに迫り、中盤以降はアロンソをプッシュし続けた。
先頭を走るベッテルはアロンソに最大12秒ものギャップを築いてその後もレースをリード。ただ、レッドブルは終盤にウエーバー、ベッテルとショートシフトを繰り返し指示。特にウエーバーは低速ギヤの不調がドライビングに影響を与える状態にまで陥る。しかし、彼らはショートシフトでタイムを削りながらも着々と周回を重ね、結局53周を走破。ベッテルはアロンソを従え今季6度目のトップチェッカーを受け、チャンピオンシップでもアロンソに決定的なリード(53ポイント差)を築いた。
3位はウエーバーで4位がマッサ。予選3番手のニコ・ヒュルケンベルグは、スタートこそフェラーリの先行を許したものの、快調なペースで5番手を走行。最後も追いすがるニコ・ロズベルグを振り切って今季自己ベストの5位でフィニッシュした。
一方、ハードタイヤでのスタートを選択した11番手のキミ・ライコネンと12番手のルイス・ハミルトンはそれぞれアクシデントに見舞われ、上位進出はならず。ライコネンはスタート直後の1コーナーでセルジオ・ペレスと接触し、フロントウイングを破損。緊急ピットインで最後尾からの追い上げとなったライコネンは、何度もファステストラップをマークするも、余分なピットインが響き11位に。ハミルトンもスローパンクチャーが影響し、9位が精一杯だった。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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