2013年F1イギリスGPの土曜予選で、マクラーレンのジェンソン・バトンは10位、セルジオ・ペレスは13位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 予選=10位
フリー走行後に予想していたより上のグリッドにつけられたよ。昨日の時点では1台のフェラーリよりも前、2台のロータスのすぐ後ろで予選を終えられるとは思っていなかった。だけど今週末中で予選が最も満足できる状態だった。マシンを進歩させられたことをポジティブに捉えるべきだね。
現実的に見て、今日の11番手はベストな結果だったと思う。Q3に進出できていたとしても、10番手がいいところだっただろう。11番手スタートなら新品タイヤを選べるし、グリッドのきれいな側から出られる。
Q2の後FIAの測定に行くためピットレーンを歩きながら、観客に手を振ったんだ。たくさんのユニオンジャックとロケットレッドキャップが見えたし、ファンは週末中ずっとものすごく応援してくれている。母国のファンの前では常にいい仕事をしたいと思うものだ。彼らの応援に対して心から「ありがとう」と言いたい。
明日は何が起こるか全く分からない。11番手グリッドは素晴らしいものではないけれど、そこからでもレースはできる。良い結果を目指して全力で走るよ。
(※ポール・ディ・レスタの失格により10番グリッドに昇格)
セルジオ・ペレス 予選=13位
難しい一日だった。FP3でパンクして、予選への準備が完璧にはできなかったんだ。傷ついたフロアを古いバージョンのものと交換することになったせいで、状況はさらに困難になった。
午後はQ2でタイヤの熱入れに少し苦労した。FIAの測定のために止められた際に温度が下がってしまった。
一日中なんだか少しアンラッキーだったね。それでも昨日よりは今日のほうがだいぶ良くなった。明白ではないにしても僕らは間違いなくいくらか進歩を遂げたし、もう少し運が味方してくれていたらQ3に滑りこむだけのポテンシャルもあったかもしれない。
レースペースは予選でのペースよりも良いはずだ。それでも明日は難しくはなるだろうが、ここから前進できると前向きに捉えているよ。