フェラーリ、欲しいのはライコネンでなくNo.2

LAT

　フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリが、フェラーリが来季に向けて探しているのは優れたナンバー2ドライバーであるとほのめかした。

　先週、フェリペ・マッサの2013年の契約のオプションが切れ、フェルナンド・アロンソのチームメイト候補としてキミ・ライコネンの名前が報じられた。

　SPEEDによると、ライコネンのうわさについてドメニカリが次のようにコメントしたとSun紙が報じたという。
「キミは我々のチームでチャンピオンになった。うわさは知っているが、あれは単なるうわさにすぎない」

　ドメニカリは、フェラーリがドライバーラインナップを選ぶ際の“哲学”を次のように説明したとドイツのSkyが伝えている。
「偉大なるチャンピオンと、彼に近い、非常に優れた力を持つドライバーを組み合わせるというのが、昔からのフェラーリの哲学だ」

　そうであれば、ワールドチャンピオン経験者であるライコネンや一時うわさに上ったマクラーレンのジェンソン・バトンは候補に入らないのかと聞かれたドメニカリは、「彼らは他のチームとの契約を持っているはずだ。それに我々は（ドライバー選択については）急いではいない」と答えた。

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