2012年F1ヨーロッパGPの土曜予選で、メルセデスのミハエル・シューマッハーは12位、ニコ・ロズベルグは6位を獲得した。

■メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラ1チーム
ミハエル・シューマッハー　予選＝12位
　ものすごく接戦の予選だった。Q3に進出できなかったのだから満足しているとはいえないけれど、これは明らかに自分の責任だ。ラップをうまくまとめることができなかった。最初の走行では、最初の計測ラップのターン12でアグレッシブに行き過ぎたし、2周目はタイヤがもうタイムを更新できるような状態ではなかったために、その周を諦めてピットに入った。
　2回目の走行では少し慎重にいきすぎて、それがマイナスになった。今日はタイムがすごく接近していたからね。でも一方で、僕のスターティングポジションなら、明日の戦略の可能性の幅が広がる。タイヤの新品セットも持っているから、それもポジティブな要素だよ。それを最大限に活用していく。

ニコ・ロズベルグ　予選＝6位
　予選に向けて大きなポテンシャルを持っていたのに、残念ながら満足できる結果を出せなかった。僕らは一貫して速かったが、僕が最後のラップをちょうどスタートする時に、ルイス（・ハミルトン）が最終コーナーでスローダウンしていた。
　アタックラップを彼の後ろの位置でスタートしなければならず、タイムを更新することができなかった。ここのラストセクターはトリッキーだから、こういうことはしないようにしようという取り決めができていたんだ。腹立たしいよ。明日は戦略の点で興味深いレースになるだろう。いくつかポジションを上げるチャンスに恵まれるよう願っている。

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