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バトン「ピットの遅れで優勝争いができず残念」

2012年4月15日

 2012年F1中国GPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは2位、ルイス・ハミルトンは3位を獲得した。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝=2位
 今日はニコ(・ロズベルグ)におめでとうと言いたい。彼は完璧なレースをした。でも最終スティントで僕らがスムーズに彼に戦いを挑んでいたら、僕らはどこまでやれただろうね。それは誰にも分からないけれど。
 僕らのペースはとてもよく、(ピットストップの後)後続グループの前に出て、ニコを追い、彼にプレッシャーをかけようとしていた。ピットストップでロスしていなければ後続の前に出られたはずだ。最後のピットストップで遅れたけれど、それはよくあることだ。今週末の他のピットストップはすべてとてもうまくいった。ただ最後のストップだけがうまくいかなかった。
 ピットで遅れたことで僕はコースに復帰した時にトラフィックの中に入ってしまった。少しショックだったよ。でもマシンには速さも安定性もあったから、2番手まで挽回することができた。セバスチャン(・ベッテル)といいバトルをして、自分でも満足できるオーバーテイクができた。

 優勝にチャレンジできなかったのは残念だけど、何度もオーバーテイクし、たくさんのバトルがあって、楽しいレースだった。もっと重要なのは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスがふたつの世界選手権においてトップに立ち、チームにとって素晴らしい日になったということだ。安定した結果を残すことはとても大事だ。
 表彰台に戻ってこられて嬉しいけれど、戦いをもっと楽にするために改善すべき小さな問題が2、3ある。

ルイス・ハミルトン 決勝=3位
 僕はすごいレースをしたよ! ジェンソンも僕も残念ながら勝てなかったけれど、僕としてはニコが今日初優勝できてすごく嬉しい。それから、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームにとってもいいレースになり、すごく喜んでいる。
 ジェンソンと僕が表彰台に乗り、たくさんのポイントを稼げた。
 それにしてもタフなレースだった。ニコにチャレンジできたらよかったのにな。(グリッド降格ペナルティを受けずに)フロントロウからスタートしていれば、それができたかもしれない。それでもスターティングポジションから順位を上げられたし、オーバーテイクはすごく楽しかった。
 僕は全力を尽くしてマシンのすべての性能を引き出したと思う。すごく安定したマシンだということが分かったのも、とてもポジティブな要素だ。
 僕らは今後も前に進んでいけばそれでいい。メルセデスAMG、レッドブル、フェラーリ、ロータス、ザウバーが戦いに参加し、熾烈な選手権争いになっている。見てくれているファンに素晴らしいレースを披露していけるはずだよ。
 ドライバーズランキングのトップに立ったのは久しぶりだ。でも今後も集中していく。今の調子で努力していきさえすれば、優勝できる日が来るのは間違いない。今後もっといい結果が出せるようプッシュし続けていく。




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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