2012年F1中国GPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは11位/10位、フェリペ・マッサは12位/17位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=11位/2=10位
いつもどおりの金曜日だった。FP1で新しい空力パーツを評価し、FP2で通常のタイヤテストを行った。
いつものように、予選ではどのコンパウンドが最も速いか、そしてロングランで最も一貫性があるのはどのコンパウンドかを見つけることに努めた。フェリペと僕は作業を分担して走行した。これからエンジニアたちは、今回持ち込んだアップデートとタイヤに関して学んだことについて、データを分析し、明日に向けてベストな決断をしていく。午前中は雨が降り、プログラムの進行を少し遅らせたが、2回目のセッションでプログラムを完了できた。パフォーマンスが不足しているのは間違いない。明日に向けてそれを改善することを目指し、マシンのバランスの問題、特にグリップに関する問題の解決も図る。いい予選にするためにはやるべきことが山積みだ。
フェリペ・マッサ フリー走行1=12位/2=17位
今日が素晴らしい1日となったとは絶対に言えない。午前中は路面がちょっと濡れていたので、望んでいた周回数を走行できなかった。午後に入り路面は乾き出し、いつもどおりの金曜日のプログラムを行えた。僕がソフトタイヤを履いた最初の走行をしていた時、グロックがターン1でコースオフし、僕はピットに戻らなければならなくなった。そのため、このタイヤセットの最大限の力を引き出して、タイムを大きく更新することができなかった。
結果表に記録されたタイムよりもっとずっと速く走れたことは間違いない。残念だよ。ソフトタイヤを効果的に使えなかったわけだからね。セッション終盤には、マシンのバランスを改善させるため多くの燃料を積んでの走行を行った。