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ベッテル「カーティケヤンは前をよく見て走るべき」

2012年3月26日

 2012年F1マレーシアGPの日曜決勝で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは11位、マーク・ウエーバーは4位だった。

■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 決勝=11位
 一番決定的だったのは、無線がだめになったことだ。そうなるとこういうコンディションでは状況を知るのがかなり難しくなる。それでも僕らは今日、力を尽くして4位まで上がった。なのにあんな風にレースを失うなんてすごく悔しい。もっと前をよく見て走る必要があるドライバーがいる。今日は正しいタイミングでピットに入ることが重要だった。
 無線がないためメッセージを受け取るのが遅れたし、終盤はチームが言っていることが何も聞こえなかった。事故の後、マシンに問題があったが、僕はチェッカーフラッグを受けたかった。今日はノーポイントに終わった。HRT(のナレイン・カーティケヤン)との事故の前にはレースの展開が僕らにとってうまくいっていたと思う。だからこそあんな風にレースを失ったのが悔しい。

マーク・ウエーバー 決勝=4位
 リスタートやタイヤ交換など、たくさんの決断が必要な、忙しいレースだった。赤旗後のスティントでインターミディエイトを履いていた際はトリッキーで、自信を持って走ることができなかった。ドライタイヤに換えると自信を感じられるようになったが、その時にはもう少し遅すぎた。フェルナンド(・アロンソ)とペレスには脱帽するほかない。上位ではいい判断をしていたチームがあったね。混乱したレースだったけど、ポイントが獲れてよかった。今週末もポジティブな要素はあった。チームは懸命に働いてくれた。感謝しているよ。今後はもっと多くのチャンスが出てくるはずだ。




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