2011年F1オーストラリアGPの土曜予選で、HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは23位、ナレイン・カーティケヤンは24位だったが、107パーセントルールにより予選落ちとなった。
■HRT F1チーム
ペドロ・デ・ラ・ロサ 予選=23位(DNQ)
今日できることは全てやった。チームは素晴らしい働きをして、今日に間に合っただけでも素晴らしい成果だ。ドライバーも含めて、この何日かは僕ら全員にとってとてもハードだった。だけどまだ改善の余地がたくさんある。多くの部分で変更が必要なのも事実だけれど、それが何かは分かっているから、今僕に言えることは、根気よく頑張る必要があるということだけだ。水曜日に到着した時、これはテストで、僕らにとってはシーズン開幕前なんだと言った。不都合なのは、僕らがそれをカメラの前でやらなくてはならないということ。丸見えになってしまうんだからね。もっと前に済ませておくべきだったけれど、時間が足りなかった。だから今僕らにできるのは、マレーシアやその後のレースに向けて作業を行っていくことと、マシンを速くするための重要なエリアに集中して仕事をするということだ。
ナレイン・カーティケヤン 予選=24位(DNQ)
オーストラリアが厳しいものになることは分かっていたけど、今日の結果にはどんなドライバーでも大きな失望を感じるだろう。それは間違いない。言い訳を見つけ出すこともできるが、最終的にはシーズン前の走行時間が足りなかったんだ。僕らは最初からその問題に直面していた。昨日は天候が良くなかったためにドライでの走行時間がとれず、それが大きな痛手となった。マシンにもたくさんの問題があって、それはシーズン前なら当たり前のことだ。ただ問題はこの週末は僕らだけがシーズン前で、時間との戦いを強いられたということ。つまりまだかなりの量の仕事が残っており、ここから改善して前進していけることを願っている。