ふたつのシートに大勢のドライバー候補が殺到しているフォース・インディアだが、来季のラインナップは早ければ12月5日にも発表することになりそうだ。

　チームオーナーのビジャイ・マルヤは、12月5日にモナコで行われれるモータースポーツ・ビジネス・フォーラムに出席、インドが2010年にグランプリを開催する予定であることを発表し、インドはF1にとって急成長しつつある市場であることをアピールすることになっている。
　マルヤは、エイジャン・エイジ紙に対し、それに加えてその場で2008年のレースドライバーを含む今後のF1プランの詳細を発表するのは、ビジネス上の観点からして理にかなったことであるとほのめかしている。

「ビジネス上の観点からして、12月初旬のモナコは、フォース・インディアF1のコンセプトを国際的モータースポーツ界の素晴らしい人々に対して紹介する、理想的な場所であり、時期である」とマルヤはコメントしている。

　エイドリアン・スーティルは、マクラーレン入りがうわさされてはいるが、フォース・インディアにとどまるものと見られ、残ったひとつのシートを大勢のドライバーが取り合うことになる。
　候補者には、クリスチャン・クリエン、ビタントニオ・リウッツィ、フランク・モンタニー、ラルフ・シューマッハー、ジャンカルロ・フィジケラ、ナレイン・カーティケヤンがおり、モンタニーはヘレスで同チームのテストに参加する予定だ。

• -
  ツイート
• 0
  シェア