ホンダのルーベンス・バリチェロは、今週末、母国ブラジルで行われる最終戦でトップ8に入り、ポイントを取りたいと考えている。彼がポイントを取るチャンスは、もうこの1戦しか残されていない。

　チーム自体が不振にあえぐ中、バリチェロも運に恵まれず、ここまでの決勝最高位は9位にとどまっている。今週末もポイントを逃すことになれば、バリチェロにとってF1に来て初めてのノーポイントのシーズンになってしまい、それだけは避けたいはずだ。

「2007年は僕らにとってタフな1年だったが、ブラジルでのレースは楽しみだよ」とバリチェロ。
「いい形でシーズンを締めくくりたいと考えている」
「僕はインテルラゴスにとても近いところで生まれたので、このグランプリは大きな意味を持つし、すごく特別な週末なんだ」
「このサーキットはすごく楽しいけれど、それはここがホームレースだというだけじゃなく、インテルラゴスには素晴らしいコーナーがいくつかあってオーバーテイクが十分可能だからなんだ。クルバ・ド・ラランジンハが一番好きだよ。あそこは1周の中で一番チャレンジングなコーナーだ」
「子供のころ、自転車であのコーナーに行ってレースを見たものだ。路面がバンピーなのでとてもトリッキーで、マシンのメカニカルセッティングをかなりちゃんとする必要があるね」

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