トヨタF1、富士専用開発マシンで表彰台を狙う
2007年9月25日
トヨタF1は25日、都内ホテルでヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハー、山科忠TMG会長兼チーム代表、木下美明TMG副会長の4人が出席し日本グランプリ前の記者会見を行い、今週末に迫ったF1日本グランプリに向けての抱負を語った。
例年行われているトヨタF1の日本GP前の会見だが、今年は会場が富士スピードウェイに移ったことも手伝ってか例年以上の報道陣が詰めかけた。そんな中始まった会見では、4名の出席者がそれぞれ日本GPへの意気込みを述べた。
特にマシン面に関しては、木下TMG副会長が“富士スペシャル仕様”の存在を明言。グローバル企業としてのトヨタながら、やはり日本グランプリ、しかも初めての富士での開催ということで、TMG内でプロジェクトチームを結成し、5月ごろから富士を徹底的に研究したマシンを研究してきたという。
先週のヘレステストでは、3種類のフロントウイングや専用のアンダーフロアをテスト。他のサーキットで使えるものは先行投入してきたと言うが、いかに富士のストレートで最高速を殺さず、最終のテクニカルセクションをクリアできるかを考えたものとのことだ。
また、今回はエンジンもフレッシュエンジンが投入できるタイミングで、「ドライバーには思い切り回して欲しい」と続く中国GPを考えないくらいの発言も飛び出した。ドライバー2人もこの特別仕様には手ごたえ充分のようで、「素晴らしいレースをみせたい」と気合の入ったコメントを並べてくれた。
木下副会長はズバリ、今回の日本GPの目標を「表彰台」と宣言。今季はフェラーリ、マクラーレンの2強により表彰台獲得が難しい状況ではあるが、それを突き崩して表彰台を狙いにいく強気の姿勢をみせてくれた。
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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