BMWモータースポーツディレクターのマリオ・タイセンは、来季ジャック・ビルヌーブには、チームメイトとなるニック・ハイドフェルドに負けない強さを発揮することを期待していると語った。

　ザウバーと2年契約を結びながら、先週ようやくBMW入りが正式に発表されたばかりのビルヌーブは、2005年には低迷のシーズンを送ったが、タイセンは来シーズンの彼がきっと‘いい仕事’をするだろうと語る。
「我々はシーズンが終わるまで待って、それまでのジャックのパフォーマンスを分析した」とタイセンは、ロイター通信の取材に対してコメントした。
「シーズン前半がひどかったことは明らかだが、その後は良くなった。挽回し、後半にはチームメイトと同レベルになった」
「そこで我々は何度か集まって話し合い、彼がこのシーズン終盤に向けて見せた頑張りを来年も続けるべくとても意欲的であるという印象を得た」
「従って、彼にニックと組んでもらうことを決めたのだ」
「彼はきっといい仕事をしてくれるだろう。シーズン終盤には彼はほとんどフェリペ（マッサ）と同じくらいの速さを見せていたから、久しぶりにF1に戻ってきた去年とは状況がまったく違っている。我々は彼にニックに対するのと同じだけの支援を与えるし、彼にはニックと同じくらい強さを見せてくれることを期待している」

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