F1世界チャンピオン、フェルナンド・アロンソは、タイトルを獲得したことによって自分が変わったということはなく、2006年に向けてのアプローチ、すなわちキミ・ライコネンやミハエル・シューマッハーを筆頭とするグリッドの全ドライバーに勝つという考えにも変わりはないと主張している。

　ブラジルGPにおいてドライバーズ選手権を獲得し、最年少チャンピオンとなったアロンソは、来年は‘新たな局面を迎えることになる’と語る。
「誰しも子供のころには世界で1番になることを夢見る」とアロンソ。「その意味では今年、世界チャンピオンとなったことは夢がかなったともいえる」
「でも僕はチャンピオンになるために何か特別なことにお金を使ったというわけではない。僕はごく普通の家庭の出身だし、いわゆるお金持ちの生活を送っているわけでもない。だから別に何か高価なものを手に入れるためにお金が必要というわけでもない。自分の生活の中では、そんなものの使い方も知らないしね」
「ドライビングに関しての考えはこれまでと変わらない。みんなに勝ちたいということだけだ。確かに僕は2005年の世界チャンピオンだけど2006年は新しいシーズンだ。僕は来年もベストな存在でいたいと思ってるし、その気持ちは2007年になっても2008年になっても変わらない」
「僕は何事においてもすごく負けず嫌いな人間なんだ。来年は僕にとって新たな章の始まりだ」

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