来季タイヤ交換復活へ。2007年にもスリックタイヤ導入か
2005年10月25日
F1委員会が行われ、来季以降に向けた規則変更パッケージについて話し合われた。来季は“ノックアウト”予選方式が導入され、タイヤ交換が復活、2008年に向けては、革新的な“ダブルリヤウイング”、スリックタイヤの復活が提案された。2008年の新ルール案は、前倒しにされて2007年に導入される可能性もある。
grandprix.comによると、F1委員会は、FIAがオーバーテイクチャンスを増やす目的で提案した革新的なウイングのコンセプトは理に適っているという点で同意に達し、2008年の採用に向け、検討される可能性が出てきたという。
さらに2008年には、より幅広のスリックタイヤが復活し、タイヤサプライヤーは1社に絞られることになりそうだ。ただし、サプライヤーに関してはまだ問題が解決しておらず、変更される可能性もある。
スリックタイヤの復活と、レースで1セット以上のタイヤを使用できるといった案は、採用される見込みが高いだろう。タイヤ交換に関しては、来季には復活し、1セットタイヤルールはたった1年で廃止されることになりそうだ。チームは週末を通して、タイヤ7セット(あるいは28本)までの使用に制限されるとみられる。2.4リッターV8エンジンの導入により十分にスピードが落とせるとFIAが考えたことが、タイヤ交換復活に一役買うことになるだろう。
チームは新ルールパッケージを1年前倒しにして2007年に導入する可能性についても話し合っている。
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