F1トルコGP最後のフリー走行はマクラーレンのキミ・ライコネンが1分26秒120でトップタイム。2番手、3番手はジェンソン・バトン(BARホンダ)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)がマークした。日本勢はBARホンダの佐藤琢磨が6番手。トヨタのラルフ・シューマッハー、ヤルノ・トゥルーリがそれぞれ8番手、12番手をマークし、各陣営が予選に挑むこととなった。
最後のフリー走行となるこのセッションでは序盤から各車コースへ。まずはラルフ・シューマッハー、ヤルノ・トゥルーリ、ティアゴ・モンテイロらがフルラップを走行し、R.シューマッハーが1分29秒413でトップに立つ。しかしその後、好調に周回を重ねていったライコネンが1分26秒978でトップタイムを更新すると、その直後にモントーヤが26秒748でライコネンのタイムをパスしてトップに浮上し、マクラーレン勢が好調な走りを見せた。
開始32分にマーク・ウェーバーは、ターン12でコースアウト、ピットイン。右リヤタイヤがパンクしているが、これはコースアウトする前にパンクしていたようだ。
セッション中盤に入るとナレイン・カーティケヤンを除いた19台がフルラップ走行を行い、ジェンソン・バトンが、フリー走行3回目に続いて快調な走りで1分26秒922のタイムをマーク。しかしモントーヤには僅か0.174秒届かず2番手。それにライコネン、ジャンカルロ・フィジケラ、佐藤琢磨、フェルナンド・アロンソが0.3〜0.7秒で続き僅差での争いとなった。
セッション終了10分前あたりになると、それまでトップをキープし続けていたモントーヤのタイムをバトンが0.149秒ブレイクし、1分26秒599でトップに立った。その後もフィジケラ、アロンソらが走行を重ねるもバトンのタイムには至らなかったが、セッション終了4分前にライコネンが1分26秒286でライコネンのタイムを更新しトップに浮上。その後もライコネンは快調な走りを見せ自らのタイムを1分26秒120にまで更新していった。
45分のセッションが終了しチェッカー。トップはライコネン。2番手バトン、3番手アロンソ、4番手モントーヤ、5番手フィジケラ、6番手佐藤琢磨、7番手マーク・ウェーバーというトップ7だった。