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ハンガリーGPはライコネンが優勝

2005年7月31日

 F1ハンガリーGP決勝は現地時間午後2時にスタート。70周のレースはマクラーレンのキミ・ライコネンが優勝した。2位はミハエル・シューマッハー(フェラーリ)、3位にはラルフ・シューマッハー(トヨタ)が入賞した。日本勢はBARホンダの佐藤琢磨が8位でポイント獲得、ジェンソン・バトンが5位。トヨタはヤルノ・トゥルーリが4位でゴールした。

 よく晴れ渡る青空の下、気温34度、路面温度46度、湿度42%というコンディションでハンガリーGP決勝のフォーメーションラップがスタートした。
 午後2時(現地時間)からフォーメーションラップを終えレースはスタート。各車一斉に1コーナーに飛び込むが集団のなかで接触事故が生じ、フェルナンド・アロンソはフロントウイングを破損して緊急ピットイン。しかしアロンソはその後ウイングを交換してレースへ復帰を果たしている。また同様にルーベンス・バリチェロもスタート時でヤルノ・トゥルーリに追突した影響でピットイン。バリチェロもその後ピットで修復して再走を果たしている。スタート時のトラブルで一番の被害に襲われたのはレッドブルの2人。クリスチャン・クリエンは1コーナーでマシンが一回転してコースアウト。デイビッド・クルサードもアロンソの破損したウイングを拾ってしまいクラッシュ。レッドブルの2台は1周も走行することなくハンガロリンクを後にした。オープニングラップを終えてトップ5はM.シューマッハー、キミ・ライコネン、ファン-パブロ・モントーヤ、ヤルノ・トゥルーリ、R.シューマッハーという順位で展開された。
 その後M.シューマッハーとライコネンはファステストを連発して、8周目には3番手を走行するモントーヤとの差を6.9秒まで広げ始めていった。11周目に入ってキミ・ライコネンが妙に早いピットイン。早いところではこのあたりからピットインを行いトゥルーリが13周目、15周目にM.シューマッハーとR.シューマッハー、21周目に佐藤琢磨、22周目にはモントーヤ、遅いところでは27周目にニック・ハイドフェルドとジャック・ビルヌーブがピットインを行っている。


 しかしそのモントーヤは突然の不幸に見舞われる。2番手ライコネンとの差を9.0秒にまで広げていたが、41周目にマシンがスローダウン。ピットへと戻り無念にもコックピットを降りてリタイアという結果となった。前戦のドイツGPでライコネンに降りかかった不運が今度はモントーヤを襲った。
 これにより2番手を走行していたライコネンが再びトップに浮上。その後も快調に周回を重ね43周目には唯一の22秒台をマークして2位以下に約17秒の差をつけて独走状態に。それとは対照的にM.シューマッハーとR.シューマッハーによる2番手争いが激化。R.シューマッハーは49周目には10.8秒差であった差を60周目には3.3秒差。ゴールまであと3周となった67周目には約0.5秒差にまで迫った。しかし弟ラルフはひたすらプッシュするも兄ミハエルがそれを押さえ、結局抜くことは出来ず。その間ライコネンはさらに2位以下との差を33.5秒にまで広げ独走状態でゴール、今季5勝目を挙げた。2位はM.シューマッハー、3位R.シューマッハー、4位トゥルーリ、5位バトンというトップ5だった。
 終盤8番手を走行中の佐藤琢磨は、9番手のジャンカルロ・フィジケラとのポイント圏内を巡るバトルが激化。常に1〜2秒差で琢磨はフィジケラの前を先行、初ポイント獲得に向けて力走を続けるがフィジケラも差をどんどん詰めてくる。ところがこのバトルはあっけない結末を迎える。ファイナルラップにフィジケラはなんとピットイン、琢磨が8位でコントロールラインを通過。ライバルの脱落に助けられた形だが、今までアンラッキーな展開が多かった琢磨には、これをきっかけに良い流れを掴むことを期待したい。「今まであったアクシデントがなく、ポイントが獲れたことは良かったと思う」と琢磨もホッとした様子だ。
 トヨタの3、4位獲得、BARホンダもバトンが5位、琢磨も今季初ポイントと日本勢が好調をアピールしてハンガリーGPは終了。良い形で8月21日のトルコGPを迎えることになった。




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