F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

アメリカGP、地元経済のために存続か

2005年6月23日

 アメリカGPは、日曜のレースに6台しか参加しないという異常事態となったものの、インディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)社長、ジョー・チットウッドは、来シーズンもアメリカGPが開催される可能性はある、と発言している。
 当初は、ファン、評論家、そしてサーキット側自体も、来年以降に残るF1開催契約は破棄されるだろうとみていたし、アメリカにF1を根付かせようという同スピードウェイの5年間の懸命な努力は実現することがないまま無になるのだろうと考えていた。しかし、その後の検討の結果、IMSは柔軟な態度を示し始めた。
 チットウッドは、今後グランプリの開催を続けるかどうかについて、IMSは、ファンはもちろん、同トラックと地元経済にとっての最善の利益を基本にして考えた上で決断したいという。F1カレンダーにシルバーストンが引き続き残るために尽力してきたBRDCの例と同様に、チットウッドは、インディアナポリス・スター新聞に語ったところでは、グランプリ期間中、この地域に約1億7千万ドルが落とされるといい、イベントの地元経済への重要性を挙げた。
「(その決定は)多くの人々に影響することなので、我々は自分たちの任務を理解し適切な決定を下さなければならない」とチットウッド。「次なる段階に向け我々はしかるべき人々と連絡を取り合っている」
 同市の観光産業のあらゆる側面を見ると、F1が街を訪れた際には消費景気が起こっており、ホテルオーナーからレストランで働くバーテンダーまで全ての人々が、IMSとF1統括団体との交渉が最善の結果を生むことを望んでいる。
「冷静に考える者が勝つ」と、インディアナポリス市コンベンション&ビジターズ協会の広報担当、ボブ・シュルツ。同協会はグランプリの4日間で約11万人が訪れ1億ドルが落とされると試算している。
 先のレースでは、20台中14台がタイヤの安定性が保証されないとしてフォーメイションラップ後にリタイアした。実際6台しか走らなかったことに怒ったファンらが返金を叫ぶと、同市はともかく、サーキットにとっては財政的に厳しい状態となる。同スピードウェイはすでに金銭上の補償を求める最初の訴訟に直面しているが、サーキット側が払い戻しを決めるのかどうか不満を抱くファンの数は膨れ上がるばかりだ。
 しかし、こうした不満はあっても、チットウッドは、熱烈なファンはIMSが年間カレンダーに残りグランプリが開催されることを願っていると信じているという。
「日曜の状況は残念なものだったが、彼らはイベントの継続を望んでいる」




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号