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[TOYOTA]ラルフがポイント獲得6位入賞

2005年5月23日

 5月22日(日)、モンテカルロの市街地特設コースで、第6戦モナコGPの予選第2回目に続き、決勝レースが行われた。
 午前10時に開始された予選第2回目は、予選第1回目のタイムと合算され、ヤルノ・トゥルーリは2つポジションを上げて5番手グリッドを獲得。ラルフ・シューマッハーはスペアカーに乗り換えたため初期チェックの1周のみに留め、最後尾から決勝レースへと臨むこととなった。
 決勝レースは、午後2時、気温23度、路面温度42度、湿度62%というコンディションの中、狭い市街地コースを78周で競われる激戦へとスタートが切られた。5番手スタートのヤルノ・トゥルーリは好スタートを見せ、一気に4位へ躍進。その後も常に上位で走行を続けていたが、抜きにくいコースで、終盤64周目に“ローズ”ヘアピンで仕掛けた思い切った追い抜きが裏目に出て、ハンドリングに不調をきたし、無念の後退。10位でフィニッシュした。一方、最後尾からスタートしたラルフ・シューマッハーは、厳しいレースで着実にポジションを上げ、ポイント圏内の6位でチェッカーを受けた。また、パナソニック・トヨタ・レーシングは開幕戦からの2台完走記録を6戦へと更新した。
 優勝は、キミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)であった。

高橋敬三 技術コーディネーション担当ディレクター
「ラルフ・シューマッハーは、最後尾からのスタートにもかかわらず、積極的な走りで、今回起きたいくつかの不運を撃ち払って6位フィニッシュを果たしてくれた。ヤルノ・トゥルーリは、ずっとG.フィジケラに行く手を阻まれたのが痛かった。終盤、彼をヘアピンで追い越した際に、路面から何らかのダメージを負ってしまい、ピットインでチェックしたもののペースを落とさざるを得なかった」

冨田 務 TMG会長 兼 チーム代表
「ラルフ・シューマッハーの活躍で、とても良いレースとなった。そして、価値ある結果でもある。昨日のクラッシュの後、再び仕上げたTF105で、最後尾から6位まで躍進したのは、素晴らしいパフォーマンスと言わざるを得ない。また今年も、モナコは、いつ、何が起きてもおかしくない事を見せ付け、最後まで戦うことが必要だった。それに引きかえ、ヤルノ・トゥルーリは、とても不運だった。我々は、1回給油作戦を採っており、セーフティカーによるレース中断は、予想外であった。その結果、彼は他車に行く手を阻まれることになり、追越しを仕掛けて縁石を越えた際に、ハンドリングに問題を抱えてしまった。すぐにピットインさせチェックしたが異常が発見出来ず、再び送り出すしか無かった。ヤルノ・トゥルーリは、ポイント獲得を逃したが、両ドライバー共に素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。今シーズン最もスペクタクルなレースだっただけに、いささか残念ではある」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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