検事総長、セナの死を巡る再審準備の終了を要請
2005年5月13日
11年前に起こった伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの事故死を巡り、パトリック・ヘッドとエイドリアン・ニューエイの責任について追求してきたイタリア検察の検事総長が、ふたりに対する法的手続きを終了するように要請したようだ。
セナは、ウイリアムズに移籍して3戦目となった1994年のサンマリノGPで、タンブレロコーナーを高速で直進し、バリヤに激しく衝突、帰らぬ人となった。その前の予選2日目には、シムテックのローランド・ラッツェンバーガーが事故死し、さらに初日には、ルーベンス・バリチェロのマシンが宙に待って危うく命を落としかけるなど、94年のサンマリノGPはF1史上最も憂鬱な週末となった。
セナの死を巡り、イタリアの検察当局は、当時ウイリアムズのテクニカルディレクターだったへッドとチーフデザイナーのニューエイを業務上過失致死の疑いで起訴したが、ふたりは1997年の下級審、99年の控訴審でいずれも無罪判決を受けた。その後、検察側は最高裁に上告した。
上告を受け、イタリアの最高裁判所は2003年、「重大な過失」とされてきた点を巡り、解明されていない点があるとして再審理を認めた。しかし、イタリアのニュースエージェンシー「ansa.it」によると、検事総長は事故からあまりにも長い月日が経っており、ヘッドとニューエイを有罪に追い込むのは不可能であるため、再審準備の終了を要請したという。
ウイリアムズはこれまで、セナの死に関し、一貫して無罪を主張してきた。
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4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
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※シンガポールGP終了時点
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2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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