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ポール・リカールテスト3日目 デ・ラ・ロサがトップ

2005年4月18日

 南フランスにあるポール・リカールで行われたF1合同テスト最終日、不安定な天候の下でマクラーレンとジョーダンのみがテストに参加した。トップタイムをマークしたのは、マクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサだった。
 この日は雨が降ったりやんだりの天候だった。そのため、晴れ間の見えた午前11時、両チームは2日間使用していたメイントラックではなく、1周574mのショートトラックを使用してテストを行った。
 デ・ラ・ロサと僚友のアレクサンダー・ブルツは、ともにサンマリノGPに向けたタイヤテストを行った。ふたりはドライ、インターミディエイト、フルウエットのミシュランタイヤ3種類を交代で用い、コンディションによって使い分けていた。デ・ラ・ロサの自己ベストは57秒276であった。
 デ・ラ・ロサは以下のようにコメントした。
「今日は実りの多い1日だったよ。こんな天気だったけれど、104周をトラブルなしで走りきれたしね。変わりやすいコンディションの中でもマシンのパフォーマンスは良かった」
 もう1台のMP4-20に乗りこんだブルツは96周を走行し、自己ベストは58秒102だった。
「今週はMP4-20でかなりの走行距離を走りこめたおかげで、ずいぶんとマシンに慣れてきた」とブルツ。
「これまでの進歩に満足しているし、テストチームの努力に感謝したい」
 ジョーダンからテストに参加したのは、ティアゴ・モンテイロのみ。モンテイロはEJ15を駆り、3日間のテストを終了した。
 一方、フェラーリはフィオラノとムジェロの2カ所でテストを行った。フェラーリもまた、マクラーレンやジョーダン同様、この日でテストプログラムを完了した。ミハエル・シューマッハーはフィオラノで142周を走りきり、自己ベストは57秒222だった。ルーベンス・バリチェロはムジェロで77周を走行、自己ベストは1分21秒920であった。ふたりともF2005を駆り、ブリヂストンのタイヤ開発に取り組んだ。
 ムジェロにはミナルディも姿を現し、新車PS05のシェイクダウンを行った。


Paul Ricard(4/15)
Leading times

1
Pedro de la Rosa
McLaren-Mercedes
57.276
104Laps

2
Alex Wurz
McLaren-Mercedes
58.102
96Laps

3
Tiago Monteiro
Jordan-Toyota
1'00.505
66Laps#

#:Bridgestone tyres
Track conditions: Mixed
All times unofficial




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