ルノーのジャンカルロ・フィジケラが、今週末のバーレーンGPでも「全力を尽くす」と語った。
　開幕戦のオーストラリアでフィジケラが優勝、2週間前のマレーシアでフェルナンド・アロンソが優勝し絶好調のルノー。しかしフィジケラはR25は「絶好調」であるものの、マクラーレンやフェラーリといった主なライバルを「なめてはいけない」ともつけ加えた。
「マレーシアでは（マーク・ウエーバーと接触して）完走を果たせず、残念だった。しかし、ドライバーズランキングでは2位をキープしている。R25はいまでも速いが、今後さらに発展していくはずだ」
「セパンでは、R25が最も速かった。バーレーンでも同じようなパフォーマンスを期待している」
「R25はタイムラップ中、素晴らしい走りをしてくれる。おかげで安心してマシンを極限までプッシュすることができる。レース中はとても安定したバランスなので、ピットストップではほんの少しマシンをいじるだけですむ」
「チームはヨーロッパシリーズに向けて、開発作業に余念がない。しかし、僕たちはライバルをなめてかかってはいない。今後も全力を尽くしていく」
「とはいえ、R25のトラクションやブレーキングはとても素晴らしいし、開幕2戦ではストレートでのスピードもとても速かったので、今週末のレースでも表彰台を狙っていけると思う」

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