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[TOYOTA]開幕戦オーストラリアGPに向けて 滑りやすい路面で公式練習開始

2005年3月4日

F1世界選手権開幕戦オーストラリアGPの公式練習が、オーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開始された。
公式練習1回目は、午前11時から1時間にわたって、気温19度、路面温度30度、湿度52%というコンディションの下で開始。パナソニック・トヨタ・レーシングは、2人のレースドライバー、ヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハーに、リカルド・ゾンタが加わり、3台体制でこの公式練習に臨んだ。
公式練習1回目は、汚れた路面の特設コースだけに、各チーム同様に慎重に走行を開始。3台の“TF105”は、初期チェックを終えた後、リカルド・ゾンタが中心となり精力的に周回を重ね、1分27秒265で3番手のタイムをマークした。2時間のインターバルを挟んで午後2時から1時間行われた公式練習2回目は、気温21度、路面温度28度、湿度54%のコンディションで、さらなるセットアップ。リカルド・ゾンタが1分26秒808の11番手、ラルフ・シューマッハーは1分27秒162の13番手。ヤルノ・トゥルーリが1分27秒195で14番手となった。

ラルフ・シューマッハー: 
「セッションでも技術的な問題は何も無かった。我々は日曜日の決勝レースへ向けて多くの準備作業を行い、仕上げは良い方向へと進んでいる。我々のパフォーマンスは、想像していたよりも良く、少し驚いているくらいだが、まだTF105を改良するために夜を徹して作業を続けなければならない。明日からの予選が楽しみだ」

ヤルノ・トゥルーリ: 
「今日はこのサーキットにおけるTF105のバランスの改良と、向上する事に時間を費やした。また、決勝レースのために重要となるタイヤの選択を行ったが、正直なところ、明日の成り行きは分からない。このあと天気は悪くなるという予想だが、それは良いチャンスともいえる。もし雨になれば、我々は完全に異なったコースコンディションと対面することになり、日曜日は各チームがギャンブルを強いられることになるからだ。とはいえ、長い休暇のあと、オーストラリアへ戻ってきてレースが出来ることは嬉しいことだ」


リカルド・ゾンタ: 
「1レース1タイヤという新しい競技規則が導入される初戦であるこのレースウィークにおいて、サードカーの存在は、ミシュランタイヤを評価するために非常に重要だ。我々は異なるコンパウンドを比較するために2度のロングランを行ったが、成果を得ることが出来たと思う。これから、どのタイヤがメルボルンにおける“TF105”にベストなものか、データから導き出さなければならない。アルバートパーク・サーキットはいつも通り、最初のセッションでは埃っぽく滑りやすく、そして、路面にタイヤのラバーが付着するにつれ、グリップは増して行く。今日は両セッションで多くのクルマがコースオフを喫しており、完璧なコース状況でラップを重ねることは難しかった」

マイク・ガスコイン:シャシー部門 テクニカルディレクター
「長いオフシーズンテストを終え、開幕戦の初日を迎えることが出来たことを喜んでいる。我々は今日一日を、新しい競技規則、とくにタイヤの選択について慣れることに費やした。リカルド・ゾンタは、2種類のミシュランタイヤのコンパウンドを比較するため、タイヤ評価テスト及びロングランに取り組んだ。アルバートパーク・サーキットはレースウィークを通じて路面が大きく変化するため、非常に難しい作業を強いられるが、今日得られたデータは明日のセッションに役立つことだろう。ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリはTF105のバランス改善に専念し、全体的に見て今日の結果には満足している」

高橋敬三:技術コーディネーション担当ディレクター 
「新競技規則の導入後、初のレースに向けて、2種類のタイヤをロングランで十分に評価出来た。また、オーストラリアGP仕様の空力パッケージの効果も確認出来た。明日は雨が予想されるが、今日のデータをもとに、万全の準備を行う」




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