ブラジルGP開幕
2004年10月23日
2004年F1最終戦、ブラジルGPがインテルラゴス・サーキットで開幕し、ウイリアムズBMWのファン−パブロ・モントーヤがまずはトップタイムをマークした。
金曜日午前11時からのフリー走行1回目の天候は晴れ、気温23度、路面温度41度、湿度64%というコンディション。1年半ぶりのインテルラゴスは走り初めということもあって路面上はホコリが凄い。各車まずはインスタレーションラップのみでピットイン。セッションが開始9分には、スタンドがドッと沸く。地元での初優勝を目指すフェラーリのルーベンス・バリチェロがコースインしたのだ。
開始11分、最初に1ラップしたのはジョーダンのサードドライバー、ロベルト・ドーンボスで、1分21秒833のタイムをマーク。翌周には1分16秒716までタイムを縮めた。ちなみに、コースレコードは1分13秒807(2003年バリチェロ)だ。
BARホンダのテストドライバー、アンソニー・デイビッドソンが開始16分に続いて1ラップ。1分16秒148でトップを奪う。デイビッドソンは積極的に周回を重ね、開始20分には1分15秒738にタイムを縮める。ドーンボスはほぼ同タイム。荒れたコースはブリヂストンの得意とするところだ。
セッションも半分近くになると、上位ドライバーもタイムを出し始める。開始28分には前戦2位のラルフ・シューマッハーが1分15秒529でトップに浮上。さらにルノーのフェルナンド・アロンソ、バリチェロらがトップタイムを塗り替える。ミハエル・シューマッハーはトヨタにひっかかり、トップタイムはならず。
開始42分には、デイビッドソンが1分13秒874でトップに返り咲く。だんだんとレコードに近付いてきた。その3分後には、ミハエル・シューマッハーのテールランプがはずれかかり、修理のためピットインする場面も。
トヨタ勢は好調なタイムをマークするものの、開始44分にはヤルノ・トゥルーリがターン8で、46分にはリカルド・ゾンタがターン4でスピン! どちらもコースには復帰している。
終盤までタイムを記録していなかったのはマクラーレン勢。しかし、開始49分にデイビッド・クルサードが走行4周目でいきなり1分13秒669でトップに浮上。昨年のポールタイムをブレイク。さらにチームメイトのキミ・ライコネンが開始56分に1分13秒150でトップを奪った。1分後には、それまでピット出口でスタート練習をしていた佐藤琢磨が0.7秒落ちの4番手に浮上している。
このままセッション終了かと思われた59分には、モントーヤが1分12秒547までタイムを縮めてトップを奪う。さらに僅差でトヨタのサードドライバー、ライアン・ブリスコが飛び込んできた。
12時、チェッカー。モントーヤ、ブリスコ、ラルフ・シューマッハー、ライコネン、デイビッドソン、クルサード、トゥルーリ、佐藤琢磨という順位となり、トップ8はすべてミシュラン勢。バリチェロ9番手、アロンソ10番手、ミハエル・シューマッハー11番手となっている。
区間タイムトップはセクター1がモントーヤ、2がブリスコ、3がラルフ・シューマッハー。終了時の路面温度は44度だった。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |