ブラジルGPプレビュー:ルノー
2004年10月21日
ルノー・チームにとって、コンストラクターズ・チャンピオンシップ2位の座は、ブラジルGPで奇跡的に大量点が転がり込みでもしない限り、はるか手の届かない場所にあるようだ。しかし、フェルナンド・アロンソとジャック・ビルヌーブの二人は、ブラジルGPでできるだけポイントを獲得すべく戦うことを固く誓っている。
アロンソは、2週間前に日本GPの行われた鈴鹿サーキットよりも、ブラジルのインテルラゴス・サーキットの方がずっとR24に適していると、確信している。たとえ反時計回りのレイアウトが、ドライバーにとってはかなりのチャレンジになるとしてもだ。「僕らはブラジルで速いと思う」と、アロンソは明かした。「マシンは空力効率の良さが求められる。なぜなら、極端なローダウンフォースのマシンセッティングにするからね。さらに、ミドルセクターにあるいくつかの低速コーナーでは、優れたトラクションが必要だ。ストレートで抜かれないためにも、最終コーナーの出口でも同様にトラクションのよさが重要となる。R24の強さが発揮できる場所が何カ所かあるし、最終戦にいくつか新しいパーツを投入予定だから、今回は自信があるよ」「けれど、一番大変なのは、体力的な問題だよ。鈴鹿もそうだったけれど、ここも体力的にハードなサーキットだ。反時計回りの上にバンプがたくさんあって、標高も高い。インテルラゴスが1年で最も体力的にタフなサーキットのひとつと言われる理由は、こういったところにある。高速コーナーがすべて左回りだから、首がすごく疲れるんだよ」
ビルヌーブは、レース活動を離れていた間も、かなりの時間をジムで過ごしていたというが、インテルラゴスの体力的な厳しさは、誰よりもこたえるのではないだろうか。「タフなことに間違いないだろうが、ヘレスでのテスト走行が大切な予習になったよ」
日本GPとブラジルGPの間にテストを強行した元ワールド・チャンピオンは、そうコメントした。「僕にとって鈴鹿はタフなレースだったから、チームは僕が走り込めるように、先週のスケジュールをアレンジしてくれたんだ。セッションでの目的は、主にマシンをより熟知することと、いろいろなセットアップを見つけ出すことだった。でも、それだけでなく、体力的なコンディションを整えるという意図もあったんだ。望んだほどの距離は走れなかったけれど、R24で走り込むことが重要だった」「ブラジルはルノー・チームのために走る最後のレースだ。だからこそ、僕自身の競争力を高めるのに、テストが大いに役立ったんじゃないかと期待しているよ。インテルラゴスは楽しいね。ローダウンフォースで走る、トリッキーでチャレンジングなサーキットだ。この2戦は厳しいレースが続いたけれど、良い成績を置き土産にしてルノーと別れたいと思う。当然ながら、ポイントを獲得してフィニッシュしたいね」
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |