ジョーダン、フォードを非難
2004年10月11日
ジョーダンチームは、最近の危機から立ち直ると誓っているが、フォードのF1活動終了の決断については“ナイフで心臓まで刺されたよう”だったという。
BBCのラジオ5ライブで、コマーシャルディレクターのイアン・フィリップスは、次のように語った。ジャガー・レーシングチームを終了させ、コスワースエンジンの供給をやめるというフォードの発表によって、ジョーダンチームは、来季F1にいられないかもしれないという現実に直面させられたが、それと同時に、全員がチーム存続のための手だてを見出す努力をいっそう強めることにもなった、という。「ジョーダンは死にたくはない――私たちは来年もレースをしていたいのだ」と、フィリップスは語った。「エディー(ジョーダン)と私は、この週末、いろいろなミーティングに出入りしているし、まだ道は残されており、少なくとも1人か2人は私たちと話したいという人もいる。(F1の)コミュニティには、私たちに残ってほしいという感情があるようだ。私たちにはF1で果たすべき役割がある、という考えがね」
エディー・ジョーダンは、日本GPの週末、まず最初に、フォードの決断のタイミングを非難した。ジョーダンは、英ガーディアン紙にこう語った。「フォードには失望した、というだけではとても言い足りない。私は、大きな落胆の気持ちを何とかコントロールしようとしてきたが、フォードのやり方は実にひどい」「私が怒っているのは、長い関係を築いてきたというのに、撤退するという通告をたった7分前にしかもらえなかったということだ。新しいエンジンを中心にちゃんとしたマシンを造るには、今はもうほとんど遅すぎる」
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