ミハエル・シューマッハー、本領発揮!
2004年9月25日
F1中国GPは土曜午前のフリー走行3、4が行われ、フェラーリのミハエル・シューマッハーがトップタイムをマーク。チームメイトのルーベンス・バリチェロも続き、フェラーリ勢がワンツーを独占した。
土曜日午前1回目、フリー走行3のセッションは9時からの45分間。天候は晴れ、気温26度、路面温度29度というコンディション。昨日午後のフリー走行2でエンジン・ブローに見舞われた佐藤琢磨はエンジンを交換。早々にピットアウトし、インスタレーションラップを2周行う。
セッション開始17分過ぎ、前日好調だったザウバー勢がコースイン。フェリペ・マッサ、ジャンカルロ・フィジケラが1分36秒台後半のタイムで積極的に周回を行う。
昨日のセッションでBARホンダ勢やマクラーレン勢に先行を許したフェラーリ勢は開始24分、ルーベンス・バリチェロがいきなり1分34秒854までタイムを縮めトップに。今回復帰戦のラルフ・シューマッハーが0.3秒差で続く。
開始30分には、昨日トラブルに見舞われたチャンピオン、ミハエル・シューマッハーがバリチェロの0.05秒落ちの2番手に浮上。その後、セッション中盤にバリチェロを抜きトップタイムをマークしている。
佐藤琢磨は、目立ったタイムこそないが積極的に周回をこなす。マクラーレン・メルセデス勢は開始30分時点でインスタレーションラップのみで、まだタイムがない。
セッションも残り少なくなると、各車タイムを記録し始める。開始44分にはウイリアムズのファン−パブロ・モントーヤが1分34秒679をマークしトップに。さらに、同僚ラルフ・シューマッハーがチェッカーラップに1分34秒380でモントーヤを上回り、結局ウイリアムズBMWがワンツーで1回目のセッションを終えた。これにミハエル・シューマッハー、バリチェロのフェラーリ勢、フィジケラ、キミ・ライコネン、リカルド・ゾンタ、ジェンソン・バトンと続いて、以上がトップ8となった。
佐藤琢磨は13周を消化し、1.8秒落ちの12番手となっている。区間タイム最高はセクター1がバリチェロ、2がラルフ・シューマッハー、3がモントーヤ。フリー走行3終了時の気温および路面温度はともに27度だった。
午前10時15分からのフリー走行4は、天候晴れ、気温27度、路面温度27度とやや上昇している。開始6分が過ぎたころには、トヨタのリカルド・ゾンタが1分35秒921でトップ。フェルナンド・アロンソ、佐藤琢磨が続く。
このセッションで最初に1分34秒台を出してきたのは、ラルフ・シューマッハー。開始13分に、1分34秒769でトップに浮上。しかしその2分後、兄のミハエル・シューマッハーが弟ラルフのタイムをブレイクし、トップに浮上している。ただし、ミハエルは翌周最終コーナーをオーバーラン。
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)