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[BS]7回目のワールドチャンピオンをもたらす

2004年8月30日

 今年の最も波乱の多い、めまぐるしい展開のレースとして人々の記憶に残ることになるだろうベルギーGP決勝で、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がキミ・ライコネン(マクラーレン)に続く2位でゴールし、自身7回目のF1ワールドチャンピオン・タイトル獲得を決めた。シューマッハはブリヂストンタイヤを装着して5年連続でタイトルを勝ち取ったことになる。3回もセーフティカーが投入され、数々のオーバーテイクが見られたこのレースでは、ブリヂストン装着ドライバーたちの活躍が目立った。ルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)はレース序盤にリアウィング交換のため予定外のピットストップを行い順位を大きく落としたが、その後激しく追い上げて3位でゴール、表彰台に登った。フェリッペ・マッサとジャンカルロ・フィジケラ(いずれもザウバー)はプレッシャーの中で素晴らしい走りを見せてそれぞれ4位と5位でゴールした。この結果、ブリヂストン装着マシン4台がトップ5位内に入り、またザウバーも今季最多ポイントを獲得した。ニック・ハイドフェルト(ジョーダン)は11位でゴールしたが、チームメイトのジョルジオ・パンターノ(ジョーダン)とゾルト・バウムガルトナー、ジャンマリア・ブルーニ(いずれもミナルディ)はコース上で事故に巻き込まれ、不運にも戦線を離脱した。
 
渡辺恵夫/株式会社ブリヂストン社長
「5年連続でドライバーズ・タイトルを獲得したミハエル・シューマッハと、6年連続でコンストラクターズ・タイトルを獲得したスクーデリア・フェラーリ・マールボロ・チームを心から祝福したい。ブリヂストンにとって、タイヤ・パートナーとしてこのような素晴らしい偉業に貢献できたことは、大きな喜びであり名誉である。我々はこれからも優れた競争力の高いタイヤを開発するために全力を尽くすつもりだ。」


安川ひろし/ブリヂストンモータスポーツ推進室長:
「ブリヂストンモータースポーツの全員を代表して、ブリヂストンタイヤを装着して5年連続の、7回目のタイトルを獲得したミハエルを祝福したい。フェラーリがハンガリーでコンストラクターズ・タイトル獲得を決めてからちょうど2週間でもある。こうした成功は、フェラーリとブリヂストンの間の素晴らしい関係と舞台裏で働くすべての人々の努力を立証するものだ。また今日素晴らしい結果を残したザウバーを祝福したい。簡単なレースではなかった。今日の彼らの偉業を我々は誇りに思う。」

菅沼寿夫/ブリヂストン・モータスポーツ・テクニカル・マネージャー:
「ミハエル・シューマッハが7回目のドライバーズ・タイトルを獲得したことをうれしく思う。またブリヂストンが7年間もドライバーズ・チャンピオンとコンストラクターズ・チャンピオンにタイヤを提供してきたことを大変喜んでいる。今日はこのスパで優勝できなかった。もちろんその理由を見つけるために後でデータを検討する予定だが、正直言って、ブリヂストン装着チームのこの週末の進展具合と今日の結果にはとても満足している。特に今日精一杯努力し、ポイント圏内でゴールしたザウバー・チームのためにうれしく思っている。事故の多いレースだったが、ブリヂストン装着ドライバーがタイヤ関係のトラブルに見舞われずに済んだことに満足している。その点から見ても、今週末に我々がここに持ち込んだタイヤを誇りに思う。」

ミハエル・シューマッハ/スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
「本当に信じられない!この状況を何と言い表したらいいのか、言葉が見つからない。これだけ早い段階でタイトルを獲得できたことは、今年僕たちが格段に素晴らしく、またフェラーリがチームとして素晴らしい仕事をしていることを証明している。今季序盤には僕たちの中の誰もこのようなことが起こるとは予想していなかった。フェラーリと、ブリヂストンを含む僕たちのすべてのパートナーが昨年の戦いに反応した方法は、印象的だったが、それ以上にユニークだった。このようなことが再び起こる可能性はあまり高くなさそうなので、できるだけ長くこの状況楽しむべきだと思う。」




レース

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