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[Honda]ウェットコンディションの予選でペースが伸びず

2004年8月29日

 ベルギーGP2日目は、朝から断続的に雨の降る、難しいコンディションとなった。Lucky Strike B・A・R Hondaの2人のドライバーは、ウェットコンディションの中、アタックラップ中盤以降のペースが伸びず、ジェンソン・バトン12番手、佐藤琢磨15番手という結果だった。
 2日目の天候は雨。前夜からの雨が降り止まず、路面はフルウェットコンディション。さらにサーキットは、山間部特有の深い霧に覆われ、メディカルヘリコプターの視界が確保できないことから、1回目のフリー走行は中止となった。2回目セッションも小刻みに延期が繰り返されたが、30分遅れでようやく開始。ところがセッション開始13分過ぎに、ウィリアムズのA・ピッツォニアとミナルディのG・ブルーニが相次いでクラッシュ。これで赤旗中断となり、そのままフリー走行は終了となった。どのドライバーも満足に走り込むことはできず、トップタイムは、M・シューマッハ(フェラーリ)。バトンは7番手、佐藤は9番手タイムだった。
 午後になっても、雨は断続的に降っている。午後1時からの1回目予選は、雨脚は時折り小雨がぱらつく程度にはなったものの、路面はウェットコンディション。最初に出て行ったM・シューマッハが、1分53秒755を出してトップタイム。バトン10番手、佐藤は11番手だった。
 1回目予選が終わる頃には上空は明るくなり、コース上は次第に水がはけて行く。このままの状況が続けば、出走順が後ろになるほど有利になるのは明らかだった。しかし2回目予選が始まるとすぐに、再び細かい雨が落ち始めた。序盤に走ったドライバーのペースは、むしろ1回目より遅くなっている。
 開始後28分、佐藤が10番目にコースへと出て行く。この時点で、雨はほとんど降っていない。最初の区間では、その時点で最速タイムをマーク。ところがその後の中盤以降でペースが伸びない。結局1回目の自己ベストより3秒近く遅い2分1秒813のタイムで、10人中5番手に終わった。続いて出て行ったバトンは、佐藤と同様に最初の区間で最速タイムを出しながら、次の区間でペースダウン。それでも最後で持ち直して、11人中3番手に付けた。
 全20人が走り終わって、最終的にバトンは12番手、佐藤は15番手。明日の決勝レースはバトンが6列目グリッド、佐藤が8列目からスタートすることになった。ポールポジションは、J・トゥルーリ(ルノー)だった。

中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「今回の予選結果は、我々にとって明らかに期待外れなものでした。しかし昨日からの走行を考えると、マシンは速かったので、明日のレースでは、きっと良い結果を得られると思います」




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