[TOYOTA]予選トップ10入り
2004年8月29日
F1世界選手権第14戦ベルギーGPの公式練習3回目と4回目に続き、公式予選が行われた。
午前9時から予定されていた公式練習3回目は、濃霧のため、2度にわたってスタート延期の後、救急用のヘリコプターが飛べないとの判断からキャンセル。その後、午前10時15分から予定されていた公式練習4回目も30分スタートが遅れ、午前10時45分から15分のみ行われることとなった。この公式練習4回目では、リカルド・ゾンタが2分02秒175で11番手。オリビエ・パニスは、濡れた路面でコースオフを喫したが、コースに復帰し、2分02秒592の15番手につけ、午後の予選に臨むことになった。
午後1時から行われた公式予選1回目は、相変わらず雨空の下、気温18度、路面温度19度、湿度93%のウェットコンディションで始められた。前戦ハンガリーGPの決勝レース成績順で、11番目にコースインしたオリビエ・パニスは2分01秒472で14番手。18番目にコースインしたリカルド・ゾンタは中盤のプーホンコーナーで無念のコースアウト。コースへ復帰したがタイム未計測となった。その後、午後2時から行われた決勝グリッドを決める予選2回目は、予選1回目の計測タイムの逆順でタイムアタック。1番目にコースインしたリカルド・ゾンタは、2分03秒895で予選20番手。その後3番目にコースインしたオリビエ・パニスは、変わりやすい天候の下で1分59秒552の好タイムをマークし、予選9番手グリッドから明日の決勝レースに臨むことになった
マイク・ガスコイン シャシー部門 テクニカルディレクター
「このような天候下の予選では、常に運に左右されるものだが、今日は我々の2人のドライバーがその明暗を分かち合うことになってしまった。予選1回目で、リカルド・ゾンタは、コーナーで縁石に乗り上げ、コントロールを失ってしまった。幸いにもそれほど激しくバリアに当たることはなかったが、車体後部とアンダートレイにダメージを受け、交換が必要となってしまった。その交換にはわずか数分しか猶予が無く、予選2回目では何とか時間通りに車をスタートさせることが出来たが、いくつかの部品交換は間に合わず、2回目の予選タイムアタックに影響してしまった。オリビエ・パニスは予選1回目で、車のバランスに不満を持っていたが、それらは全て改善でき、素晴らしい予選タイムを叩き出してくれた。予選2回目終盤の天候も我々に味方したとは思うが、オリビエ・パニスは、明日の決勝を、とても有望な9番手グリッドからスタートを切ることが出来ることとなった。明日の決勝レースでも良いパフォーマンスを発揮出来るはずだ」
高橋敬三 技術コーディネーション担当ディレクター
「典型的なスパの難しい天候の中で予選となったが、オリビエ・パニスが完璧なアタックをしてくれた。一方、リカルド・ゾンタは、予選1回目のスピンで受けた車のダメージを修復しきれずにアタックしたため、車が安定しなかった。明日は、我々の決勝レースを見据えた戦略がさらに効果を発揮すると確信している」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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