F1各チームの代表が、先週末ハンガリーGPが行なわれた土曜日にブタペストで会合を持ったが、そこで決められた事は何一つ無かった。「これまでで最悪の会議だった」と口々に囁かれているようだとGrandprix.comが伝えている。
　現在は、FIA会長のマックス・モズレーが望んでいるルール変更が受け入れられつつある状況だが、多くのチーム代表達はモズレーによって進められている新ルール制定には、今よりもF1をつまらなくする可能性があると否定的である。そしていくつかのチームが、コンコルド協定や、過去にモズレーが約束したコンコルド協定の期限が切れる2007年まで3L、V10エンジンの使用継続などに基づき、エンジンレギュレーションの変更に反対を訴える危険性も残されている。
　情報によると、マクラーレンはコンコルド協定以外の、テスト規制の無いルールが投票によって決まるのならそれには従う意向があるようだ。
　マクラーレン以外でも大多数の代表が、コンコルド協定の期限を迎える2007年12月までは新しいルールを決めたくはないようだ。
　しかしながらその後にも大きな問題がある。有効な代替案を示す事ができない限り、巨大メーカーに支配された商業的なシリーズになってしまう可能性があるといえる。

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