｢音速の貴公子｣と呼ばれ、ﾚｰｽ中に事故死したF1ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ、ｱｲﾙﾄﾝ･ｾﾅをしのぶ｢ｱｲﾙﾄﾝ･ｾﾅ展｣(毎日新聞社､ｱｲﾙﾄﾝ･ｾﾅ財団主催)が28日、東京都立川市の伊勢丹立川店で始まった｡生前の写真や着用していたﾚｰｼﾝｸﾞｽｰﾂなどが展示されている｡
　94年5月に34歳で亡くなったｾﾅの没後10年を機に開かれた。日本ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘやﾓﾅｺｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘの優勝ﾄﾛﾌｨｰ、常に持ち歩いていた聖書や事務所で使っていた机など、同財団の所蔵品を中心に公開した。ﾚｰｽ中やﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄでの姿を納めた写真や新聞記事もﾊﾟﾈﾙ展示されている｡
　ｾﾅは生前、｢故郷･ﾌﾞﾗｼﾞﾙの子どもたちに夢とﾁｬﾝｽを与えたい｣と考え、意を受けたｾﾅの姉が同財団を設立した｡展覧会の収益は、子どもたちの教育や福祉に充てられるという。

　19日からは群馬県大泉町でも開催される｡

【立川会場】
●会期　7月28日〜8月8日　●会場　伊勢丹立川店7階特設会場　●入場料　一般･学生500円､小学生以下無料

【大泉会場】
●会期　8月19日〜8月25日　●会場　大泉文化むら　●入場料　一般500円､中学･高校生300円､小学生以下無料

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