ヘッド「完璧だと思った時に進化が止まる」
2004年8月2日
開発と革新は、F1のエンジニアたちを支える主な原動力である。そして、ウイリアムズF1チームのエンジニアリング・ディレクターのパトリック・ヘッドにとって、それは究極に至るための手段だ。
「より高く、より速く、より先へ」――オリンピックのモットーは、そのままF1に当てはめることができる。チームやマニュファクチャラー間で厳しい争いが繰り広げられる中、エンジニアたちは軽量化や馬力アップを絶え間なく追求し続ける。これらは、勝者と敗者を分ける要因となるのだ。
ヘッドは、こういった完璧なものを求める努力は決して終わらないだろうと確信している。
「完璧なものを作ったな、やり遂げたな、と考えた時、進歩が止まってしまうんだ」とヘッドは語る。「伝説的なエンジン・エンジニアだった(コスワースの創設者)キース・ダックワースはかつてこう言ったよ。3リッターのレーシングエンジンで500馬力以上を生み出すなんて無理だろう、とね。ところが今では900馬力以上のエンジンを作ることが可能になっているんだ」
コスト削減はF1の重要な課題となっているにもかかわらず、ラップタイムは昨年と比べてもどんどん更新されている。ヘッドは、開発を行う際には、費用効率の高い形で行うべきだと固く信じている。
「様々な要素を確実に比較評価するように、注意しなければならない。数グラムの軽量化では、費用効率がいいとはいえないだろう。でも、1キロのためなら、なんでもするだろうね」
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8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
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