BARホンダのデイビッドソンがトップ
2004年7月23日
F1ドイツGPがホッケンハイムで開幕し、初日午前の金曜フリー走行では、BARホンダのサードドライバーを務めるアンソニー・デイビッドソンが今季2回目のセッショントップタイムをマークした。
ドイツGPを迎えた金曜10時15分、BARとホンダは2005年〜2007年の3年間の契約延長を発表した。内容は、ホンダのBARへのエンジン供給とシャシー共同開発。今回の3年契約は数年の長い契約模索期間の中でのもので(2007年以降の契約続行も視野に入っている)、ちなみに2007年はコンコルド協定が切れる年でもある。
なお、2チーム供給の可能性についての質問に応えた田中詔一HRD社長は「新たにレギュレーションの変更があれば考えたい」とコメントした。2チーム供給の質問が出たのは、コスワースが現在の3チーム供給を来年から不可能としているためだ。
そんな中、午前11時からフリー走行1回目のセッションが開始された。負傷欠場中のラルフ・シューマッハーの代役は、今回からマルク・ジェネに替わって1年ぶりの参戦となるアントニオ・ピッツォニアが務める。
ホッケンハイムは気温28度、湿度57%。午後の降水確率が60%ということもあり、最初から積極的に走り込むチームが多くなると予想される。モノコックと空力を一新したトヨタTF104“B”に注目が集まる。
まずはいつも通り、序盤から積極的に走行を重ねるデイビッドソンが開始11分に1分18秒181でトップに。その11分後にはトヨタのサードドライバー、リカルド・ゾンタが1分17秒台でトップに立つが、こちらは旧型車だ。同じころミハエル・シューマッハーがコースインする。
セッション開始24分にはウイリアムズのファン−パブロ・モントーヤが1分16秒台に入れトップに浮上。さらにその後ミハエル・シューマッハーが1分15秒台までタイムを縮め、トップを奪う。
開始41分、ジョーダンのサードドライバー、ティモ・グロックが縁石にヒットし、フロント・ウイングをはじめとする空力パーツがコース上に散乱。その影響で、赤旗が掲示されセッションは一時中断となった。コース上には清掃車が出動する。
10分後の10時51分、セッション再開。その後デイビッドソンが1分15秒726でミハエル・シューマッハーのタイムを破るが、直後の12時5分にコース脇にストップしてしまった。グロックもストップしている。
11時09分、チェッカー。トップはデイビッドソンのまま終了した。区間タイムはセクター1がルーベンス・バリチェロ、2、3がミハエル・シューマッハー。佐藤琢磨は16位で1回目のセッションを終えた。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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