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マンセル、ロンドンを語る

2004年7月10日

 元世界チャンピオンのナイジェル・マンセルはF1開催に立候補し、第2のイギリスGP開催の地となるかもしれないロンドンを応援している。

 1992年世界チャンピオン、マンセルはリージェント・ストリートでの催しにおいて、10年ぶりにF1マシンに乗る姿を現し、スピンターンを披露するなど50万人もの訪れた観客を楽しませ、エディー・ジョーダンからは現役復帰の声がかかった。このイベントの記者会見においてマンセルは、今回のイベントによってロンドンが本格的なグランプリを開催する能力を証明されたと語った。
「世界有数のロンドンでこのようなイベントを開催することはセンセーショナルなことだ」とマンセル。「短期間でこのようなデモンストレーションを行えたということが、イギリス人として誇りに思うよ。ロンドンはオリンピックだってやれると確信してるよ」
「2つのグランプリを開催している国はある。なぜロンドンではそれがないのか。望みさえすれば可能だろうと思うし、ドライバーはみなこんなふうに言うと思う。モンテ・カルロでのレースは素晴らしい。だからここでやるのも簡単なことさ、ってね」
 マンセルは、ジェンソン・バトンやファン−パブロ・モントーヤら6人の現役ドライバー、さらには元F1ドライバー、マーチン・ブランドルらと市の中心部に設定された1マイルサーキットを車でパレードした。ファンの多くはよりよく見えるポイントを求めていた。マシンサウンドは街の中心部を越えてダウニング・ストリートまで確実に達していた。そこでは、イギリスGP開催に向けてシルバーストンを救うよう大臣が考慮を求められていた。
 マンセルは、シルバーストンとロンドンのどちらでドライブしたいか尋ねられた。
「両方選びたいね」とマンセルは笑顔で答えた。「僕はとてもついているんだ。ブランズ・ハッチで2度勝っているしシルバーストンでは3度勝利しているからね。でもロンドンに戻って再びトライしたいよ!」




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