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[Honda]デビッドソン3番手、バトン4番手

2004年7月3日

 フランスGP初日午後に行われたフリー走行で、時折り振る雨のため非常に滑りやすい路面コンディションの下、Lucky Strike B・A・R Hondaのアンソニー・デビッドソンが総合3番手、ジェンソン・バトンが4番手タイム。佐藤琢磨は17番手だった。
 シーズン後半の緒戦となるフランスGPは、変わりやすい天候に翻弄された初日となった。午前11時からのフリー走行は、走り始めこそ晴れ間が出ていたものの、開始10分過ぎに強いにわか雨に見舞われる。これで路面は完全にウェットに。今季これまでの9戦は、ただの一度もウェットセッションがなかったが、ついに後半第1戦で、レインタイヤを履いての走行となった。
 雨が降り出してすぐ、ウィリアムズのJP・モントーヤがコースアウト。タイヤバリヤに激突してマシンを大破させてしまう。ウェットコンディションでのマニクールサーキットの路面は、他のサーキットに比べても滑りやすい。他にも数台のマシンが、コースをはみ出すなどした。午前中のトップタイムは、雨が降り出す前のドライ路面の時点に走ったフェラーリ勢の2台だった。ウェット路面の中で良い走りを見せたのはB・A・R Hondaのデビッドソンで、午前中の総合タイムは9番手。バトンは12番手、佐藤は16番手だった。
 午前中のセッション後半には雨も止み、路面はほとんど乾きかけていた。ところが昼過ぎに、再び強い雨がサーキットを襲来。2回目のフリー走行開始時には再び青空が出始めたものの、路面はウェットのままだ。それでも路面はみるみる乾き出し、デビッドソンが最速タイムを連発する。
 セッション開始25分過ぎには、各車ドライタイヤを装着し、タイムも1分17秒台まで回復した。バトンは1分16秒台前半のタイムで、2番手に付ける。しかし終了20分前あたりから、またもや雨が降り出した。結局各チームが変わりやすい天候に翻弄された中、B・A・R Hondaのデビッドソンが総合3番手、バトンが4番手タイム。そして路面コンディションの良い時にタイムアタックの機会を逃した佐藤は、17番手タイムで初日を終えた。

中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「このような天候の変化の多いコンディションの中、3人のドライバー共に安定して速かったので満足しています。ドライコンディションの中で周回を重ねることができなかったことについて言えば、他のチームも同じ条件ですから、心配していません」




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